あなたのトレードは裁量?ギャンブル?5つのチェックポイントを確認してみよう

この記事は4分で読めます

 

突然ですが、あなたのトレードは裁量トレードでしょうか?それともギャンブルトレードでしょうか?

私がこう問うのも、ただ単にトレードがしたいのであればギャンブルトレードでも構わないわけですが、稼ぐことが目的なのであれば裁量トレードをしなくてはならないからです。

 

すると、多くの方は「自分は裁量トレードをしている」と自負するかもしれませんが、残念ながら裁量トレードをしている気になっている方が多い印象です。

 

あなた自身、自分のトレードが裁量なのか?ギャンブルなのか?気になるところではないでしょうか。

 

そこで今回、あなたのトレードは裁量?ギャンブル?確かめるべき5つのチェックポイントに関して説明したいと思います。

※もし、1つでも当てはまる項目がある場合、あなたのトレードはギャンブルトレードです。

目次

チャートを開いてすぐにトレードを始める

チャートを開いてすぐにトレードを始めている場合、これは裁量トレードと言えるでしょうか?

 

まず、しなければいけないことはトレードプランの作成になります。

ですので、今すぐエントリーできるかどうかを考えたり、現在レートが上と下のどちらに動くかを予測することでもないわけです。

 

※トレードプランのイメージ

 

なぜトレードプランを作成する必要があるのかと言うと、相場には止まりやすい価格帯や勢いが出るポイントなどあり、こういう優位性の高いポイントでトレードをすることで勝率を高く簡単にトレードできるからです。

上のトレードプランのイメージのように、チャートに書き込みをしてまでトレードプランを作る必要はありませんが、最低限は脳内でシナリオを考察するべきです。

 

こういったトレードの前の分析や戦略を立てることこそが、再現性のある裁量トレードになるわけですね。

 

手法第一主義になっている

トレードの際、自分で作った手法、または巷で手に入れた手法を最優先させていないでしょうか?

 

最優先しなければいけないのは、上位足の環境になります。

なぜなら、上位足を見ている相場参加者の方が多いことから意識されやすくて強いですし、また、下位足は上位足の環境や方向に追随することになるからです。

 

手法第一主義の方は、仮にショートエントリーの条件が揃ってしまうと、条件反射でパブロフの犬(※)のようにエントリーしてしまいます。

※犬にベルを鳴らして餌を与えていると、やがて犬はベルの音を聞くだけで唾液を分泌するようになる

 

しかし、ショートエントリーの条件が揃ったポイントが、上位足のサポート付近に位置していたらどうでしょう?

 

例えば下のチャートは下位足のM15ですが、一番右の足でショートをするとします。

 

上のM15の場面を上位足であるH4で見ると…

 

ショートエントリーに優位性が無いし、そもそもショートできるポイントですらありませんよね。

 

こういったように手法を最優先してトレードをしていると、上位足の環境を無視してしまってのトレードになるわけなので、裁量にならないわけです。

 

エントリー足が確定する直前 or 確定してからあれこれ考えだす

エントリー足が確定する直前、または確定してから「エントリーできるのかな?」、「損切りはどこにすればいいだろう?」、「指標発表は何時だろう?」など考え出していないでしょうか?

 

本来、エントリー足が確定する時点で分析や確認事項は全て終わっており、あとはエントリーを機械的にクリックするだけになっていなければなりません。

なぜなら、エントリー足が確定した時点で勝負はもうついているからです。

 

しかし、ギャンブルトレードになっている方の場合、すでに勝負はついている状況にもかかわらず、エントリー足が確定する直前や確定してからあれこれと考え出します。

これでは準備不足でエントリーが遅れてしまい、全く話になりません。

 

例えば、下のチャートの一番右の足がたった今確定したとしましょう。

裁量トレーダーとギャンブルトレードダーには、この足を境にこのような違いがあります。

 

あなたはどちらでしょうか?

 

損切りの位置が分からない or 損切りは固定のpipsで設定している

損切りの場所が分からなかったり、固定で損切りを設定している場合、裁量トレードをしているとは言えません。

 

当然のことながら損切りは、根拠が崩れたところで行うものだからです。

そもそも損切りをするべき場所が分からないということは、裏を返せばエントリー根拠が分からないと同じ事を意味します。

 

仮にエントリーしたポイントが、リスクリワードが2:1のポイントだったらどうでしょう。

これでは、「10,000円あげるから5,000円ちょうだい」と、言っているようなもんですよね。

 

また、いつも固定のpipsで損切りを行う場合も裁量トレードをしているとは言えません。

なぜなら、毎日ボラティリティは変化するため、損切りになった時の損失額を考慮して(証拠金の2%程度が望ましい)ロットをトレード毎に変えるべきだからです。

 

利確になれば全て正しいと思い、損切りになれば全て間違いだと判断している

意外に思う方も多いかもしれませんが、全ての利確のトレードが正しいわけではなく、全ての損切りトレードが間違いということではありません。

 

根拠があるポイントでエントリーして負けることもあれば、根拠が無いポイントでエントリーして勝ってしまうこともあるからです。

重要なのは、正しく勝って正しく負けることに尽きます。

 

仮に以下の場面(縦線の足でエントリー)でトレードして勝った場合、正しく勝ったと思うでしょうか?間違って勝ったと思うでしょうか?

 

この場合、レンジの真ん中でのトレードになるので、そもそもトレードするポイントではないし、エントリーポイントとして優勢性が全くありません。

※レンジの優位性のあるポイントは、レンジ上限&下限であり、レンジの真ん中に近づくほど優位性は無くなる

 

こういった場面で利確になって正しいトレードだと思っているようであれば、間違った経験値しか積み重ねられていません。

 

まとめ

今回は5つのチェックポイントを例として挙げましたが、裁量か?ギャンブルか?を判断するうえでこの5つが全てと言うわけではありません。

 

もし、今回の5つのチェックポイントに1つでも当てはまってしまった場合は、ギャンブルトレードになってしまっていると思われますので、一旦トレードは止めるべきだと個人的に思います。

 

ギャンブルトレードはしょせんギャンブルトレードですので、その状況でいくらトレード回数をこなしたとしても、裁量としての経験値は積み上がっていきませんので。

 

トレードをすることが目的なのか?それとも稼ぐことが目的なのか?

どちらが目的なのか自分自身で把握し、稼ぎたいのであればしっかり基礎を押さえましょう。

 



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