今回から数回にわたって”勝ち組2割の水平線の引き方&使い方”と言うテーマで、水平線に関してシリーズで更新していきたいと思います。
なぜなら水平線は、世界中の人が相場分析やトレードの際に最も使用しているツールであり、トレードで避けては通れない攻略すべきツールだからです。
これから何回になるか分かりませんが、数回にわたって読んでいくことで勝率UPとトレードチャンスの拡大を実現できますので、ぜひ読んでみて下さいね。
ということでまずは、水平線を引く理由や意味、そして引き方や合わせ方などの基礎的なことを押さえておきましょう。
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水平線を引く意味と理由とは?
もしかしたら「今さら水平線??」と、思われる方もいるかもしれませんが、水平線をマスターすることで色々なことが解決できます。
例を挙げると、勝率の改善や利益率の改善、そしてトレードチャンスの増大などが挙げられます。
なので、たかが水平線かもしれませんが、されど水平線だと言えます。
そういったことから、有効な水平線を理解して引けることが裁量トレードに不可欠になるわけです。
しかし、水平線を引く理由や意味を、以下のように理解していない方が多い印象を受けます。
水平線は何のために引いてますか?というか、考えながら水平線を引いていますか?
水平線を引かないと始まらないからですかね。
あとはみんな引いてるからかな?
抽象的ですね…ちゃんとした理由になってません…
考えてみると、今ままで何となく引いていた自分に気づきました。
では、何のために引くんですか?具体的な理由を教えて下さい。
これは、ブログ読者の方と実際に会話をした時の内容になりますが、このような状態では非常にまずいわけです。
あなたは、水平線を引く意味や理由をしっかり理解して使っているでしょうか?
水平線を引く理由は人によって様々ですが、主にこういった理由や目的が挙げられます。
・チャートを分かりやすく見るため
・勝率の高いポイントを割り出すため
・価格が止まるポイント・伸びるポイントを把握するため
・売りと買いの勢力が逆転するポイントを判断するため
・価格が到達した際、トレードするかどうかを考察するため
・エントリータイミングに使用するため
などなど。
こういったように様々理由があるわけなので、水平線を引く際は、何ために引くのか?何を意味するのか?などを考えながら引くようにしましょう。
意味が分からず引いている=意味の無い水平線になっている
これでは引いても引かなくても同じなので、それなら引かない方がいいということになってしまいますね。
では、水平線を引く意味や理由が分かったところで、水平線の基礎となる引き方・合わせ方を確認していきましょう。
水平線の引き方・合わせ方とは?
水平線を引くにあたり「ローソク足実体とひげのどっちに合わせればいいの?」「値が飛んでるところはどうすればいいの?」など、水平線の引き方や合わせ方を具体的に知っているでしょうか?
実は、水平線に決まった引き方や合わせ方はありません。
「じゃあ、決まりが無いなら何でもよくね?」と、なってしまってはまずいわけです。
なぜなら相場参加者が引くような引き方・合わせ方とある程度同じにならないと、トレードや相場分析で使える有効な水平線にならないからです。
では、相場参加者の水平線の引き方・合わせ方とは、主にどのような感じなのでしょう?
先ほどのブログ読者から質問をもらっているので、私の考えを紹介しておきます。
相場参加者はどのように水平線を引いているんでしょうか?
水平線の引き方・合わせ方に決まりは無いですが、相場参加者は主に山や谷となる所に引きます。
そして水平線を合わせるポイントとしては、ローソク足実体かひげ先になることが多いです。
山や谷ですか?
そうです。山や谷に水平線を引くことが基本となります。
そして山や谷となる部分のローソク足実体、もしくはひげ先に水平線を合わせる感じです。
トレードや相場分析で使える水平線、つまり相場参加者が引くような引き方・合わせ方にするには、まずは相場から山と谷を見つける必要がありますね。
簡単に山や谷を把握するためには、高値と安値を斜線で結んでみると視覚的に把握できますよ。
実際にチャートで見てみないとイメージが湧かないと思いますので、山と谷を視覚的に把握して高値と安値を結んでみましょう。
例えば、下のチャートで山と谷を把握したいとします。
その時に注意することとしては、グレーで色づけした細かくて小さい山や谷は気にしないようにすることです。
実際に高値と安値を結び、山や谷となったポイントに水平線を合わせてみます。
ローソク足実体に合わせた場合(※見やすさを考えて山の部分にしか水平線を引いていません)
ひげに合わせ場合(※見やすさを考えて山の部分にしか水平線を引いていません)
チャート上での山と谷が視覚的に分かってもらえたと思います。
山と谷となる所は、相場参加者が水平線を引く・合わせるポイントになるので、必ず意識するようにしましょう。
逆を言えば山と谷以外の所は、相場参加者が水平線を合わせる所ではないので、引く必要が無い所だと言えます。
山と谷となる所が水平線を引くポイントであり、その際、ローソク足実体かひげ先に合わせるのはわかりました。
でも、ローソク足実体に水平線を合わせる場合、値が飛んでいたらどう判断すればいいですか?
過去の情報を見て適宜変えているという意味がよく分からないのですか…
これに関しては次回で解説しますので、今のところは始値と終値のどちらに合わせてもいいと考えてもらってOKです。
まとめ
今回は、水平線を引く意味や理由、そして引き方・合わせ方など基礎的なことに関してお話しました。
相場参加者が引くような引き方・合わせ方とある程度同じにならないと、トレードや相場分析で使える有効な水平線にならないので、今回の内容を押さえておきましょう。
おさらいしておくと、水平線を引く意味や理由は以下でしたね。
・チャートを分かりやすく見るため
・勝率の高いポイントを割り出すため
・価格が止まるポイント・伸びるポイントを把握するため
・売りと買いの勢力が逆転するポイントを判断するため
・価格が到達した際、トレードするかどうかを考察するため
・エントリータイミングに使用するため
そして水平線の引き方・合わせ方に関しては、高値と安値を結んだ山や谷になる部分のローソク足実体、もしくはひげ先に合わせるということでした。
山と谷のどちらに水平線を合わせるのかは、どちらでもOkです。
次回は、「相場参加者が意識するポイント」と「相場参加者がより意識するポイントへの水平線の微調整」に関してお話しますので、お楽しみに。
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