FXの実践トレードで活用したいボリンジャーバンドの使い方・見方を極める

この記事は3分で読めます

メッシです。

 

今回は前回のボリンジャーバンドとは?特徴や基礎知識についてよりもより実践的な使い方や見方を解説していきます。

 

今回のボリンジャーバンド実践的な見方・使い方を押さえておくことで実践トレードでのエントリーやエグジットの目線の幅を広げることが可能になります。

あなたがボリンジャーバンドをチャートに表示しているのであれば、今回解説するポイントは知っておきましょう。

最後に確認テストがあります(^^)

目次

ボリンジャーバンドから判断できることとは?

前回の基礎知識の記事で書いたボリンジャーバンドの特徴は以下の2つでした。

・レートがバンドの中に収まりやすい

・エクスパンションとスクイーズを繰り返す

 

今回はその他の特徴をあげて解説していきます。

 

 

ボリンジャーバンドの傾きで抜けやすさが変わる

ボリンジャーバンドの傾きに注意を向けているでしょうか?

 

ボリンジャーバンドを使用する際はバンドの傾きに注意しなければなりません。

傾きというとバンドが上を向いているか?下を向いているか?になるのですが、これはレートの進行方向によって意味合いが違ってきます。

 

・レートが上昇している時

ボリンジャーバンドの傾き.(上昇)

レートが上昇している時は上向きのバンドは抜けやすいが下向きのバンドは抜けにくい特徴があります。

※バンドは+1σ~+3σすべてに言えることです

 

 

・レートが下降している時

ボリンジャーの抜けやすさ(下落)

レートが上昇している時は下向きのバンドは抜けやすいが、上向きのバンドは抜けにくい特徴があります。

※バンドは-1σ~-3σ全てに言えることです

 

 

こららは言い変えれば”進行方向と逆向きのバンドは抜けるためには時間がかかりやすい”ということです。

 

つまり、買う場合に下向きのボリンジャーバンドがすぐ上に迫って来ていたり、売る場合に上向きのボリンジャーバンドがすぐ下に迫って来ていればすんなりレートが動いてくれないという状況になります。

 

 

ボリンジャーンドを使用した逆張りの危険性

レートが±3σに収まる確率が99%以上なので、「±3σを抜けたら逆張りしたらいいんじゃないか?」と考えてしまうかもしれませんが、それは止めておきましょう。

 

なぜなら”バンドウォーク”という状態があるからです。

 

バンドウォークとは、ボラティリティ拡大によりボリンジャーバンドがエクスパンションし、レートが一方向に動き続けることによりバンドに張り付いている状態です。

 

実際に見てみましょう。

バンドウォーク.

このように勢いがある時は±3σを抜けてもバンドウォークとして勢いが継続しますので、±3σを抜けたりタッチしたりといった状況での逆張りが危険だということが分かったと思います。

 

確かに±2σや±3σにタッチしたり抜けたりするとバンド内に戻されて収まる傾向にありますが、方向が逆転するということではなく、逆張りを狙うということではありません。

 

 

ボラティリティ収縮と逆側の3σの関係性

ボリンジャーバンドがスクイーズするのは、上下でタイミングが違います。

 

進行方向と逆の±3σに注目し、下のチャートを見てみましょう。

ボリンジャーバンド逆側の±3σ

チャートから判断できることとして、

・レートの上昇時は、逆側の-3σが閉じることで上昇の勢いは一旦落ち着く傾向にある

・レートの下落時は、逆側の+3σが閉じることで下落の勢いは一旦落ち着く傾向にある

 

この特徴からポジションを保有している時にレートの方向と逆の±3σが閉じてきたら、利確の目安としての判断ができます。

※上記の特徴ははひとまずの状態であってそこからさらに動き出すこともあり、その場合はまた±3σは開き出します

 

 

時間足の切り替わりによるスペースとレートの関係性

進行方向に対してレートとバンドの間のスペースが無い状態の時は、一旦動きが落ち着いて戻されたりします。

 

こんな状態ですね。

ボリンジャーバンド時間足の切り替わり

ポジション保有時であれば反発して戻ってしまうのではないか?と早々に利食いをしてしまうことを考える人も多いと思います。

 

利確目標(直近高値や安値、進行方向と逆向きの上位足のボリンジャーバンドやMAなど)までまだ距離がある場合は、利を伸ばしたいところですよね?

 

そういう状況の時にレートとボリンジャーバンドのスペースが無い時間足が、もうすぐ確定する時は保有を考えます(具体的にどれくらいというのは断言できません)。

時間足が確定すると次足のレートは横にずれてボリンジャーバンドは縦に広がることでスペースが生まれます。

そのため、戻されたレートが再び動き出していくことがあるからですね。

 

下のチャートは先程のチャートからさらに下落したところ

ボリンジャーバンド時間足の切り替わり2

 

 

このようにボリンジャーバンドから色々と拾える情報は多いため、上手く活用することでトレードの後押しや判断になります。

 

しかし、ボリンジャーバンドはレートの動きによってリアルタイムで開いたり閉じたりと変化するので、注視して観察する必要があります。

 

 

確認テスト

今回のボルンジャーバンドの内容が落とし込めているかどうか確認テストをしてみましょう。

次の問題に答えて下さい。

 

問題

・ボリンジャーバンドの傾きに関し、

レートが上昇している時は上向きのバンドは   ①   ですが、

下向きのバンドは   ②   という特徴もあります

・③バンドウォークについて説明を記述してください

・④ボリンジャーバンドが閉じだすのは、どちらの±3σが先か以下の2つから選んで下さい

A進行方向側 B進行方向と逆側

 

回答

①抜けやすい ②抜けにくい

③ボラティリティ拡大によりボリンジャーバンドがエクスパンションし、

レートが一方向に動き続けることによりバンドに張り付いている状態

④B

 



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