FXで適切な損切り(ロスカット)のタイミングや設定とは?わかりやすい設定方法を動画解説

この記事は3分で読めます

メッシです。

 

損切りポイントの設定がよくわからない、損切りをした後に思惑の方向に行ってしまう、といった悩みを持っておられる方もいるのでないでしょうか?

トレードで唯一管理できるのは損失だけなので、損切りはなるべくタイトに行いたいものです。

 

今回は適切な損切りのタイミングや設定について解説していきます。

目次

有効な損切りポイントの設定について

損切りポイントの設定については、自分がどのくらい損失を許容できるか?ではなくエントリー根拠に基づいた位置に置くことが重要であると損切り(ストップ)とは?相場で生き残るための必須条件で触れましたが、いざトレードをするとなると「損切りポイントをどこにしたらいいのかわからない」という方もいます。

 

では損切りポイントはどこに設定したらいいのでしょうか?

 

相場に絶対は無いので全てのトレードに関してここだ!というポイントは無いのですが、”直近高値”や”直近安値”が一般的に有効なポイントです。

なぜなら、直近高値や直近安値は視覚的に分かりやすく、レンジ相場でもトレンド相場でも相場参加者が意識するレジスタンスやサポートとしてのポイントになるからです。

 

ロングエントリーした時の直近安値

直近安値

 

ショートエントリーした時の直近高値

直近高値

※あくまで直近高値や直近安値というのは損切りの場所がわからない方に有効ですが、手法によって根拠が変わってきますので、全てが直近高値・安値というわけではありません

 

 

損切りを設定する際に気をつけることとは?

損切りを設定する際に気を付けることに以下を挙げられます。

・根拠があるかどうか

・リスクリワードレシオ

・ボラティリティ

・損切り幅のタイトさ

 

 

根拠があるかどうか

これは言わずもがなですが、ポジションを持つ時はエントリー根拠がなければなりません。

というよりもエントリー根拠があるからエントリーをするわけなので、その根拠がわからなければ損切りも設定できません。

 

根拠が直近のサポートやレジスタンスなのか?、MAやボリンジャーバンドなのか?は手法によって違いますが、必ずエントリーする前に損切りポイントを明確にしておきましょう。

 

 

リスクリワードレシオ

エグジットを考えた時に損切り幅に対して狙いに行く利確の幅が大きいかどうかを、ポジションを持つ前にしっかりと確認しなければなりません。

 

仮に狙いに行く利確ポイントまで10pipsだった場合、損切り幅が20pipsもあったらリスクが大きくなってしまいます。

※リスクリワードレシオについてはFXで重要なリスクリワードレシオ(損益率)とは?を参照下さい

 

 

ボラティリティ

常に相場はボラティリティが一定ではなく、通貨によって違いますし日によっても違います。

 

仮に損切り幅を常に10pipsで固定しているとすれば、ボラティリティが高い時はすぐに損切りに引っかかってしまいますし、ボラティリティが低い時(例えば数時間に10pips程度しか動いていない場合)は10pipsも必要が無い時もあります。

 

 

損切り幅の広さ

損切り幅で気をつけることは狭くタイトにした場合と広すぎる場合があります。

 

◎損切りの設定幅がタイトに狭くした場合

損切りに引っかかってしまった後に自分の思惑の方向へ相場が反転してしまうことがあります。

 

これは損切りが大きくなってしまうことを恐れてタイトにしすぎてしまう傾向の人に見られます。

損失額が小さく済むので一見合理的に思ってしまうかもしれませんが、勝てるはずだったトレードである利益機会は減少し、結局は負けトレードになります。

 

 

◎損切りの設定幅が広すぎる場合

例えば10pipsの損失で済むところを20pipsの損失まで膨らんでしまった…という不本意な結果になってしまうことがあります。

 

これは損切りに引っかかるのを恐れてストップ幅を広く取った場合に見られます。

確かにタイトにした時に比べて損切りにかかりずらくなると思うのですが、資金の減り具合は加速します。

 

 

以上のことから損切りの設定は

・ボラティリティやリスクリワードレシオを加味する

・固定したpipsで設定しない

・エントリー根拠が崩れた所に設定する

ということが必要になります。

 

 

絶対にやってはいけない損切りの設定とは?

エントリーした後に思惑の方向へ行かずに逆行してしまった場合、損切りに引っかからないように損切りの設定をずらして引き下げる(上げる)ことは絶対止めましょう。

 

いつか反転して思惑の方向へ行くというのは、希望的観測であって何も根拠がありません。

こういったことを続けていると資金を失うことに他なりませんので、エントリー根拠が崩れた時点ですぐに損失を限定するようにしましょう。

 

 

損切りできない人の対策とは?

どうしても損切りができなかったり、損切りが遅れてしまって損失が大きくなってしまう、という方もいるのではないでしょうか?

 

これは人間の心理が関係していてプロスペクト理論であったり、損失回避性(利益よりも損失を大きく評価してしまう人間の心理)といった心理が関係してくるからですね。

 

手動で損切りできないのであれば逆指値やOCOを設定するのも方法の1つです。

これらであれば手動で損切りの決済を自動で決済してくれます。

 

 

今回は損切りについて解説してきましたが資金を守る=少ない損失を限定するですので躊躇なく損切りは行うようにしましょう。

 



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