メッシです。
FXではメンタルが非常に重要だと言われますが、なぜメンタルが重要なのでしょうか?
今回は実在したトレード集団”タートルズ”の実話をもとにメンタルの重要性について書いていきたいと思います。
タートルズとは?
アメリカにリチャードデニス(左)という伝説の先物トレーダーがいて、数学者のウイリアム・エックハート(右)とコンビを組んでやっていく話なんですが、常勝投資軍団育成の話ですね。
リチャードデニス自身、400ドルを30代半ばにして何十億ドルもの資産を築いています。
タートルズの誕生
タートルズの始まりのきっかけは、2人がシンガポールに旅行中に亀の養殖所に立ち寄ったことが始まりで、温度調節や餌、交配、病原菌などをケアしてあげれば、トレーダーも亀みたいに優秀に育つのでは?と話しになったことがきっかけです。
アメリカに戻るとウォールストリートジャーナルやニューヨークタイムズといった新聞社に広告を出し、募集をしたところ、1000人以上の応募者が殺到したのです。
その中から23人を面接し、学生や主婦、プロのギャンブラー、プロのディーラーが選ばれました。
タートルズの結果は?
リチャードデニスはその23人を1つの教室に集めてシンプルな手法をメインで教えることで、全員同じ手法を学ばせました(資金管理は各自に任せた)。
そして全て教え終わったところで、全員1人1人に100万ドルずつ預けたのです。
当時はコンピューターは無く、電話注文なので基本的には毎朝来て前日の値動きをチェックし、リチャードデニスの手法に当てはまっている銘柄を探し出して注文するという形でした。
そんな条件の中で一番稼いだカーティスフェイスは、当時19歳にして4年間で預かった100万ドルを30倍にしたのです。
一方で中には数ヶ月しかもたずに預かった100万ドルを0にしてクビになった人もいました。
結果を分けた原因とは?
ここで考えなくてはならないのは、
・全員同じ教室にいてリチャードデニスから同じ手法を習っていること
・注文方法はPCではなく電話注文のため、誰かの注文を聞こうと思えば聞けた
つまり条件は同じ。
手法は同じ、教わった教室も同じ、誰がどのように注文を出したのかも分かっている。
しかし結果はあまりにも大きい差があったわけです。
こんなに成績に差があるということは、残る要素はメンタルということになります。
こういったように、条件は同じでも人間の性格や考え方は違うため、全員が同じ結果になることがないのです。
今回はメンタルの重要性をタートルズを例に出して説明しました。
人が持ち合わせたメンタルがそれぞれ違うため、己のメンタルを知ることはとても大事になります。
タートルズについて詳しく知りたい方は”伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術”をご覧下さい。
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