メッシです。
トレードをしていて劣等感を感じることはあるでしょうか?おそらく誰しもが一度は劣等感を感じたことがあると思いますが、特にトレードで結果を出せるようになる前の過程でありがちのように思います。
劣等感は認識の仕方によってプラスになるかマイナスになるかが変わってくるのですが、プラスに捉えることができればトレードの成長材料へと利用することができるんですね。
※トレードだけでなく、個人の私生活に対して何でも当てはまります
そのためには劣等感の認識について知っておきましょう。
目次
劣等感とは?
まず劣等感についてどんな認識でいるでしょうか?
wikipediaでは
人間は成長の過程で自我を発達させるが、この段階で他人との競争意識が生まれ、その競争面での挫折の結果が劣等感とみなされる
アルフレッド・アドラー(フロイト、ユングと並び、心理学の3大巨頭)によれば
「人は誰しも理想の状態を求める「優越性の追求」という状態があり、そのため何らかの理想や目標を持ち、そこに向かって進んでいるが、理想に到達できていない自分に対し、まるで劣っているかのような感覚を抱く」とそれぞれ説明しています。
意味合いは違いますが、どちらも比較する対象があってこそ感じる憂鬱なものであるということを意味しています。
では、多くの人はどんな時に劣等感を感じるのでしょうか?例えば(トレードに関して例を挙げています)
・他人がトレードで結果を出しているのに、自分はまだ結果を出せていない時
・自分よりもトレード歴の浅い人が、自分よりも成長スピードが速い時
・Facebook等のSNSグループで、自分が見逃したポイントに対して他人が利確の投稿をした時
など。
身に覚えのあるものがあるのではないでしょうか?
本来の劣等感とは?
では、本来の劣等感とはどんなものなのでしょうか?
本来の劣等感とは、”それ自体が悪いものではなく捉え方によってプラスに解釈できるもの”です。
なぜなら、アルフレッド・アドラーによれば「優越性の追求も劣等感も病気ではなく、健康で正常な努力と成長への刺激である」と言葉を残しており、そう判断できるからですね。
要するに生まれてしまった劣等感を除去するために、前向きに努力することやより高きを目指したりするという在り方の劣等感は何の問題も無く、むしろ”自分を成長させることのできる糧になるもの”なのです。
多くの人がなぜ劣等感をプラスに捉えられないのか?
本来、比べるべき他者がいなければ自分のトレードレベルが未熟であることや、成長スピードが遅いなどと思いもしません。
そういうことから多くの人が感じる焦りや苛立ち、憂鬱という劣等感は、他者と比較することにより生まれる「主観的」なものになります。全ては自分で意味付けをしてしまうことによって自分自身を苦しめているだけなんですね。
つまり苦しまされる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」から生まれています。
解釈さえ変われば現実が変わる
では、どうすれば劣等感に対する解釈を変えられるのでしょうか?
次の3つの質問に対して書き出してみましょう。
・あなたが劣等感を感じる時はどんな時ですか?
例)トレード仲間が損切りを気にせず淡々とトレードをしているのを見た時
・その劣等感を生み出している解釈は何ですか?
例)自分には淡々とトレードをできないと思ってしまっている
・新しい解釈をしてみましょう
例)誰でも最初からできるわけではないし、OCO注文であれば淡々と自分も損切りできる
劣等感で苦しまないためには?
他者との比較を止め、他者を意識しないことです。なぜならあるべき健全な劣等感とは、他者との比較から発生するものではなく、目指すべき理想の自分と現在の至らない自分とのギャップから発生するものだからです。
劣等感に関して簡単に説明してきましたが、解釈や捉え方を変えてしまえば自分の成長材料として劣等感を利用することができるということを理解して頂けたと思います。
ということで他人と比較して劣等感を感じて凹んでしまう人は、他人をまずは意識することを止めて理想の自分と現在の至らない自分のギャップに対して劣等感を感じていきましょう。
More from my site
利益を上げ続けるために
逆算して身に付けていく3つのポイントとは?
Midas FX公式メルマガでは一つ一つポイントを絞ってわかりやすくお伝えしています
さらに「Trade Workbook」&「レンジブレイクアウト攻略法」で
より具体的なスキル(手法やマルチタイムフレーム分析力)を身に付けることが可能です
※「Trade Workbook」と「レンジブレイクアウト攻略法」は
メルマガ登録後すぐ手に入ります
Midas FX公式メルマガ登録【今なら無料】
この記事へのコメントはありません。