FX初心者でも簡単にわかるトレンドとダウ理論について トレンドの始まりと終わりの判断の仕方

この記事は3分で読めます

メッシです。

 

トレンドフォロワー(トレンドについて行く人)にとってトレンドは長く続いて欲しいものですよね、トレンドが続く限り利益は積み上がりますから。

 

ということで今回はトレンドとダウ理論について解説していきます。

目次

トレンドとは?状態や特徴は?

トレンドというとファッションの流行や時代の流れについて指す意味を持ちますよね?

 

FXにもトレンドというものが存在するのですが、トレンドとはある期間で一定した方向に見られるレートの動きの状態を指します。

 

チャートで見るとこんな状態です。

トレンドチャート

これは俗に言う”ダウン(下降)トレンド”になります。

逆に上がっている相場であれば”アップ(上昇)トレンド”になるわけですね。

 

 

トレンド中のローソク足の特徴として、

・ダウントレンドは”陰線””陽線”に比べて多く形成されて実体も長くなります

・アップトレンドでは”陽線””陰線”に比べて多く形成されて実体も長くなります

 

ここで知っておくことは、いつまでも上がり(下がり)続ける相場はなくいつかはトレンドは終焉するということです。

 

 

相場はトレンドとレンジで成り立つ

言い変えれば、相場は”トレンド””レンジ”を繰り返すものでトレンド相場は全体の約3割程度で、約7割はレンジ相場なのです。

※レンジについてはレンジ相場の基礎的な特徴と見極め方で解説しています。

 

 

ではいつトレンドが終わるのか?これがわかれば誰でも勝つことができますよね?

逆のポジションを持てば逆に行くわけですから。

 

 

しかし、トレンドがいつ終わるのかなんてことは誰にも分かりません(予測をつけることはできますが)。

 

 

トレンドの判断とダウ理論について

ダウ理論とは?

では、ここでトレンドの発生と終わりについてある程度予測をつけることができれば勝ちやすくなりますよね?

今回は視覚的にわかりやすい”ダウ理論” トレンドを解説していきます。

 

ダウ理論は19世紀に「チャールズ・ヘンリー・ダウ」が提唱した理論で

チャールズ・ダウ

簡単に言ってしまえば

高値と安値をそれぞれ切り上げていればアップトレンド

高値と安値をそれぞれ切り下げていればダウントレンド

ということです。

 

 

言葉だけではわかりづらいと思いますので、 図で見てみましょう。

up&downトレンド

高値と安値を切り上げ続ける間はアップトレンドであり、高値と安値を切り下げ続ける間はダウントレンドなわけです。

 

 

ダウ理論が崩れる所とその後の流れについて

逆に考えればこの秩序が崩れた時こそトレンドが消滅し、転換する可能性が出てくる環境になるのです。

 

また図で見てみましょう。

up&downトレンド終1

up&downトレンド終2

転換する可能性があるというのは、アップ(ダウン)トレンドがダウン(アップ)トレンドになる 可能性があるという意味なのですが、 あくまでも可能性です。

 

 

アップ(ダウン)トレンドは崩れても そこからレンジになるかもしれないし、元のトレンドに回帰するかもしれないからです。

 

こういう状況ですね。

その後の展開

このようにトレンドが崩れても その後の展開がどうなるかは相場次第なので、注意深く見ていく必要があります。

 

 

このように相場の状況を把握して自分にとって有利な環境を探すことが重要になります。

「もとのトレンドに戻ったからまた付いて行こう」

「レンジは苦手だから手を出さないでおこう」

「トレンドが終わりそうだから転換を狙おう」

といった戦略が立てられるわけですね。

 

 

では一旦終わったトレンドが具体的にどうなればトレンド回帰やトレンド転換になるのか?を落とし込んでおく必要があります。

慣れないうちは難しいと思うかもしれませんが、慣れてしまえばどうってことありません。

 

また図で見てみましょう。

ダウ理論

一番上の1~12まで番号をつけた価格変動でどこを切り下げれば(上げれば)トレンドが消滅し、また、トレンドが発生するのかを で分解し考えてみましょう。

 

16まではダウントレンドあり、この後の展開がダウントレンド継続であれば次の75を超えずに切り下がらなければならない。

 

7で切り上がったためダウントレンドは一旦終了。

7の時点ではレンジに移行するかアップトレンドに なるかはまだわからない。

86の安値を切り下げられなかったためダウントレンド回帰はできず、97の高値を切り上げたためアップトレンド発生。

 

アップトレンドが継続するのであれば108の安値を切り下げてはいけなかった。

しかし10で切り下がったのでアップトレンドは終了。

その後119の高値を切り下げた。

11の時点ではレンジかダウントレンドになるかはわからない。

1210の安値を切り下げたためダウントレンドへ。

 

 

ダウ理論のまとめ

まとめるとこんな感じです

 

トレンド継続とトレンド転換の考え方トレンドまとめ

それぞれ高値と安値を切り上げていた(切り下げていた)のがそれぞれ切り下がった(切り上がった)時に トレンド転換になります。

 

 

トレンドが継続するのか、しないのかの判断ができれば 狙う方向性がはっきりします。

どうなればトレンドが継続するのか? どうなれば転換なのか?

しっかりと見極められるようにしましょう。

 



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