※現在はアップグレードでFT2からFT3になっています
このページでは、FT2(フォレックステスター2)の概要から購入の仕方、使用方法やエクセルに書き出す方法、印刷の仕方などお役立ち情報をまとめたページです。
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下の目次から知りたい項目をクリックして頂き、必要情報をご覧下さい。動画説明と記事での説明の2つをご用意してあります。
目次
FT2の購入前に知っておきたいこと
FT2とは?
FT2はトレードをシミュレーションできる検証ソフトで、好きな時に過去の相場から好きな場面を選んでチャートを動かして検証することができます。
時間を大幅に短縮してオート操作で行う”自動売買のプログラム等の検証”やマニュアル操作で行う”裁量トレードの検証”といったシミュレーションが可能です。
FT2が優れていること
FT2が優れていることとして、以下を挙げることができます。
・相場が休みの土日にトレードの検証ができる
・好きな場面を選んで検証ができる
・チャートの動くスピードを自由に変えることができる
・トレード結果を自動で集計して損益グラフに表示が可能
MT4で検証する場合とどういう違いがあるのかと言うと、下の図をご覧下さい。
FT2が劣っていること
FT2が劣っていることには以下のことが挙げられます。
・1分足の検証
VIPデータでもリアルとは多少違う動きなので、1分足のスキャㇽピングには向いていなく、MT4を使用した方が検証としては優れています。
・時間の感覚
早送りができてしまうことに加えてFT2は検証用のソフトなので、時間の感覚を掴むことを求めることができません。
・テクニカル(インジケーターやオシレーター)の適合性
FT2のテクニカルは専用のもので、もともとデフォルトで入っています。FT2用に作られたインジケーターであれば入れることは可能ですが、MT4で使用していたインジケーター等は入れることができないので注意しましょう。
FT2のデータについて
FT2を購入すると、過去チャート(10年以上)のデータをダウンロードすることができます。データは1ヶ月ごとに更新されるので、月が変わる度に新しいデータのダウンロードが可能です。
データには3種類あって購入するデータを以下から選ぶことができます。
①ベーシックデータ(無料)
②スタンダードデータ(有料)
③VIPデータ(有料)
※データについて簡単にまとめると
無料のデータ
・1分足などの短期足の動きが荒くなってしまう
・Forexsiteからしかデータを取得できない
・データが前月までのデータしかダウンロードできない
有料のデータ
・ブローカー10社からダウンロードが可能
・前日までのデータをダウンロードすることができ、昨日のトレードをおさらいできる
有料のスタンダードとVIPの違い
VIPは1分足のティックデータを取得することができ、スタンダードでは不可能だった1分足のよりリアルな動きを再現できる
購入からダウンロード・インストールや登録キーの申請方法
まずはトライアル版のダウンロード&インストール
PCのスペックの問題等でFT2が起動しないという方もいるかもしれませんので、まずはトライアル版をダウンロード・インストールし、作動するかどうか確認しましょう。
公式サイトへアクセス(下のバナーをクリック)します。
FT2の公式サイトはこちらから
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”トライアル版のダウンロード”をクリックします。
次に”フリートライアル”を開始を選択してダウンロードします。
ダウンロードしたファイル
を開くと、以下のForex tester セットアップが出てきますので、”次へ”を選択します。
”同意する”にチェックを入れ、”次へ”を選択します。
インストール先を選択して”次へ”をクリックします。
”次へ”を選択します。
”デスクトップ上にアイコンを作成する”にチェックを入れ、”次へ”を選択します。
”インストール”を選択します。
”完了”を選択します。
ここまでがFT2のトライアル版のダウンロード&インストールになります。
ダウンロード&インストールしたものはあくまでもトライアル版ですので、正規版として使用するにはまだ行う手順があります。
※下の表でトライアル版と製品版の違いを参考まで
お使いのPCでトライアル版が正常に作動すれば、正規版も作動するということになります。
ライセンスの購入の仕方について
正規のFT2として使用するにはライセンスを購入し、登録キーの申請をしてFT2に登録することで使用できるようになります。
※登録キーはFT2を購入すると与えられる番号で、正規版として使用するために登録が必要です。
下のバナーをクリックします
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右上にある”購入する”をクリックします。
ライセンスの数を入力し、”今すぐ購入”をクリック。
※PC1つにつきライセンスが1つ必要になります
”課金情報”、”支払情報”を入力して最後に”注文送信”をクリックします。
注文が確定するとFT2の本社からオーダーナンバー記載のメール(下を参照)が送られてきます。
このオーダーナンバーは後ほど必要になりますので、控えておきましょう。
登録キーの申請の仕方について
次にトライアル版に登録キーを申請し、正規版として使用できるようにします。
先程インストールしたトライアル版を起動し、”ヘルプ”から”プログラムの登録”を選択します。
”登録キーは持っていません”にチェックを入れ、”次へ”をクリックします。
先程の手順で購入していますので、”はい。すでに購入し、登録キーが必要です。”にチェックを入れ、”次へ”をクリックします。
”Your Name”、”Order number”、”Your e-mail address”、”Retype e-mail address”をそれぞれ入力し、”Reason to request the registration key”は”First time purchase”を選択して”Request key”をクリックします。
※”Reason to request the registration key”は3つ選択できる所がありますが、
初めての方は”First time purchase”になります
ここまでが登録キーの申請の手順になります。
24時間以内にFT2の本社から登録キーのメール(下を参照)が送られてきます。
基本的な使い方・操作方法とは?
FT2を使用できるようにするには?
FT2を立ち上げてインターフェースが表示されてもまだ使用できる状態ではないので、FT2を使用できる状態にしていく必要があります。
メニューバーの”ヘルプ”から”プログラムの登録”を選択すると下の画面が表示され、登録キーの申請時にメールで送られてきた登録キーがあるはずなので”登録キーを持っています”にチェックをして”次へ”をクリックします。
”登録者名”と”登録キー”を入力して次へをクリックします。
このままではテストを行える状態にはなっていませんので、FT2自体にデータを取り込む必要があります。
データを取り込みティック変換をしてチャートを生成する
FT2には”ヒストリーモード”と”テストモード”の2つのモードがあります。
”ヒストリーモード”はFT2にデータを取り込むためのモード、”テストモード”は実際に作ったチャートでテスト(動かして)をしていくモード
検証するためにはヒストリーモードでチャートを作る必要がありますので、ヒストリーモードに切り替えておきましょう。
※ヒストリーモードでチャートを作るというのは通貨ペアを選択して過去データをFT2に取り込み、ティック変換してチャートのデータに加工していくということです。
まずメニューバーの”ツール”から”データセンター”を選択すると下の画面が出てきます。
”サーバーからデータ更新”をクリックします。
※
ブローカーの所は有料データを購入すると違うものが選択できるようになりますが、無料の場合はForexiteからデータを取り込むことになります。
ちなみに既に取り込んであるデータは、”取り込んだ1分足データ”に線が入っています。
また、VIPデータを購入している場合とVIPデータを購入していない場合では”取り込んだティックデータ(オプション)”の表示が違います。
購入していれば上のように緑で表示され、購入してなければ下のようにno dataになります。
その他に、スプレッドやレートの表示の設定を変えたいのであれば、データを更新する前に”プロパティを変更”で設定しておきましょう。データを更新する前にやっておかないと後で変更できません
”サーバーからデータ更新”をすると、下の画面が出てきます。
※
既にデータを取り込んである方は”新しいデータのみ、ダウンロード”を選択します。初めてデータを取り込む方は”日付を指定してダウンロード”を選択することになります。
終了日に関しては1ヶ月更新になっているので、前月の末までのデータを取得できますが、検証する期間が決まっているのであれば、開始日と終了日を選択しましょう。
”週末を無視する”はチェックを入れると日足が5本になって土曜日の足が反映されなくなります。
各々選択して”アップデート”をクリックすると、通貨ペアのデータを取り込むことができます。
サーバーからデータ変換が完了してもまだ使用できる状態ではありませんので、今度はティックを変換する必要があります。
※ティックに変換したデータのみが、テストモードで動作用のデータとして認識されます
”ティックを変換”をクリックします。
”ティックを変換”をクリックすると下の画面が出てきますので、変換したい通貨ペアと変換方法にチェックを入れて”変換”をクリックします。
※
データ開始日とデータ終了日は、先程取り込んだデータのテストしたい期間で選択します。
変換方法のところで”出来高によってランダムに変換”を選択した方が、ローソク足のでき方がより詳細になります。
”取り込んだティックヒストリーを使用する”は、VIPデータサービス専用になります。
ここまで完了したら使用できる状態になります。
テストモードからFT2を実際に動かす
実際にFT2を動かすには、メニューバーから”テストモード”へ切り替えます。
※チャートが表示されていない場合はメニューバーの”ファイル”から”新規チャートの追加”を選択してチャートを表示させます。
実際にテストを行うには、ツールバーの”Start Test”を選択すると下の画面が出てきます。”データの最初からテストを開始する”、”テスト開始日を指定する”のどちらか好きな方を選んでテスト開始日を決めて下さい。
※ヒストリーモードで”データを取り込んだ期間の”ということになります
どちらか選択したら”テスト開始”を選択します。
ここまで手順通りにして頂けるとFT2で検証をすることができます。
FT2の基本的な操作方法について
画面上で右クリックして”チャート設定”を選択すると、
オプションが出てきますので、”配色”から色などを変えることができ、
”チャートオプション”で画面に表示するものの設定を行うことができます。
また画面上で右クリック→”インジケーターの追加”で色々とインジケーターを表示することが可能です。
表示したインジケーターを覚え込ましたいという場合は、画面上で右クリック→”テンプレート”→”テンプレートを保存”で定型チャートとして保存できます。
ツールバーの操作について
FT2を使用する際に使うツールバーについて説明します。
①スタートと停止、スピ―ドの調節等ができる
②ここで表示されている時間が1回で動く値動き
③ローソク足を1本ずつ進めたり戻したりできる(スペースキーで:進む、BackSpace:戻る)
④ターミナルを表示
注文の仕方について
注文の仕方ですが、メニューバーの”注文”からでも発注画面を出すことができますが、その他にショートカットで”F2”で発注画面を出すことができます。
その際、売りか買いを選ぶ前にストップロスやリミットを設定することもできます(赤枠)。
決済する時はターミナルを表示し、保有ポジションから保有ポジションの通貨をダブルクリックすると以下の画面が出てきますので、決済ができます。
登録キーの再申請をするには?
FT2の登録キーについて
パソコンを買い変えた、OSを再インストールしたなどを行うと、登録していた登録キーが無効になってしまって使用できなくなってしまいます。
その原因としては、PCに割り与えられているHardware IDが抹消されてしまうからです。FT2の本社では、Hardware IDと登録キーの2つでライセンスの認証をしているため、Hardware IDが抹消されると認証できなくなってしまいます。
そのため、再度FT2の本社の方へ登録キーの申請を行う必要があります。登録キーの再申請は簡単に無料で申請できるのでご安心を。
Hardware IDの調べ方について
登録キーの再申請のやり方に進む前に、Hardware IDの調べ方について解説しておきます。
FT2のメニューバーの”ヘルプ”から”プログラムについて”を選択します。
そうするとプログラム情報が出てきます。その中の”Hardware ID”がForex tester2が認識しているあなたのPCの番号になります。
登録キーの再申請方法について
メニューバーの”ヘルプ”から”プログラムの登録”を選択します。
次に”登録キーは持っていません”にチェックを入れて”次へ”をクリックします。
※登録キーが無効になってしまっているため、新しい登録キーを取得する必要あります。
次に購入はすでに済んでいるので、”はい。すでに購入し、登録キーが必要です。”にチェックを入れ、”次へ”をクリックします。
次に下の表示が出てきます。
最初にFT2を購入した時に一度入力と申請をしていますが、ここでは登録キーの再申請ということなので、入力の仕方に違う部分があります。
以下の解説通りに入力して下さい。
”Your Name”、”Order number”、”Your e-mail address”、”Retype e-mail address”はそれぞれ購入時と同じように入力します。
”Reason to request the registrarion key”は購入時に”First time purchase”を選択しましたが、今回は再申請なので”Old key does not work”を選択します。そして、”Old registration key”で無効になった(今まで使用していた)登録キーを入力し、”Message”で登録キーを再申請する理由を簡単な文章でいいので英語で入力します。最後に”Request key”をクリックします。
ここまでの作業を行うとFT2の本社から新しい登録キーが12時間以内にメールで送られてきますので、新しい登録キーを登録するようにして下さい。
購入時のメールを無くしてしまった場合は?
以下の場合でお困りの場合は、FT2本社へ問い合わせをすると対応してくれます。
・購入時に送られてきたメールをなくしてしまった
・前回のレジストリキーの連絡メールをなくしてしまった
・購入時のメールアドレスがわからなくなった
FT2の検証記録をエクセルに簡単に書き出す方法とは?
FT2のトレード記録をエクセルに書き出すには?
まずはFT2で行ったトレードを表示します。
※表示の仕方は、メニューバーの”表示”から”ターミナルを表示”を選択
または下の画像の赤い四角のアイコンを押すだけでもターミナルが表示されます。
ターミナルの”口座履歴”を選択し、タブ内で右クリックをして”履歴の書き出し”をクリックします。
そうすると下の表示が出てきますので”マイクロソフトエクセルへ書き出す”にチェックをいれ、”書き出す”をクリックします。
そうすることで、FT2で行ったトレード記録がExcelに書き出されて表示されます。
※こんな感じでExcelに書き出されて、トレード記録を残すことができます
検証したチャートを印刷する簡単な方法とは?
FT2でチャートを印刷する方法について
FT2でチャートを印刷する手順は以下にになります。
①まずチャートをキャプチャする
②スクリーンショットの範囲を指定
チャートをキャプチャする
チャートのキャプチャを撮るには、ツールバーのカメラのアイコンを選択するかメニューバーのファイルから”スクリーンショットを撮る”のどちらかを選んでクリックします。
どちらを選択しても下の表示が出てくるので、”チャートウィンドウのみ”にチェックを入れ、”ファイルフォーマット”でお好みの保存形式を選んで最後に”OK”をクリックします。
”ファイルの保存先”にチェックを入れることで”ファイルフォーマット”を選択できるようになり、お好みの保存形式を選択できます。
※ちなみにファイルフォーマットを3つそれぞれ選択して印刷してみましたが、そこまで大きな違いはありませんでした
キャプチャが保存される場所は、FT2をインストールしたフォルダの”Screens”にあります。
保存されたファイルを開き、右クリックから”印刷”を選択することで印刷が可能です。
※またはWindowsであれば、デフォルトでインストールしてあるペイントに張り付けて画像を開くこともできます。”ファイル”から”印刷”で印刷できます。
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はじめまして
FT2について質問させてください
MT4では、この日付のチャートを表示させたい!というとき、
エンターキーを押してから、2017/11/17のように入力すれば
その日付に飛びますよね。
FT2の場合はどうすればいいでしょうか?
ご質問にお答えしますね。
FT2ではメニューバーの”Stop Test”をクリックして”ヒストリーテスト・パラメーター”を表示し、その中の”テスト開始日を指定する”から日付を入力する流れとなります。
MT4のようにエンターキーを押すような手順では日付指定ができません。