短期足鉄板トレンド転換とポジション保有時のボリンジャーバンドの見方と判断をFXリアルトレードで解説

この記事は3分で読めます

メッシです。

 

ポジションを保有してからはどのように監視をしているでしょうか?基本的には執行時間足よりも下位足は見ないことにするのが得策です。私の場合、執行時間足を監視しながら上位足の環境をチェックするようにしているのですが、どのようなことをチェックしているのか?トレード事例を交えてお伝えしていきます。

 

2016.9.29EURJPYリアルトレード

※なぜか最初の2分間カーソルが動いていなく、不思議な現象になっていますがご了承下さい

 

記事での解説もしていきますね。まずは気をつける注意点についてお話していきます。

目次

ポジション保有をしてから下位足を見ることは遅延原価効果を生む

冒頭でポジションを保有してから「執行時間足よりも下位足を見てはいけない」と説明しましたが、これにはメンタルの崩れに関わってくることになってしまうからです。

 

「遅延原価効果」という言葉を聞いた事があるでしょうか?

※遅延原価効果

人間は将来の大きな報酬よりも現在の小さな報酬を好みがちであり、この将来の大きな報酬よりも現在の小さな報酬を好む人間の傾向を心理学や行動経済学では「遅延減価効果(ディレイディスカウンティング)」と言う

 

要するに執行時間足よりも下位足を見てしまうと目の前のレートの上げ下げに対して一喜一憂してしまい、利確目標の手前でポジションを手放す理由を探すようになってしまうからですね。

※ポジションを保有してからやってはいけないことの1つにとしてデイトレードに書かれていますので参照下さい

 

では、ポジションを保有してから執行足や上位足の環境のどういったことに気をつけて監視をすればいいのか、今回のトレードを例に見ていきましょう。

 

 

トレード事例

今回のトレードはポジション保有時のボリンジャーバンドやMAの見方に注視して解説していきます。まずは上位足の環境を把握しておきましょう。

 

上位足のマルチタイムフレーム分析(4時間足)

4時間足を見るとサポレジライン付近にレートが位置しているところです。

 

H4

2016-9-29h4-1

 

もうちょっと広い視野で見るとゾーンの抵抗帯(2本のラインの間)を捉えることができます。

 

H4

2016-9-29h4-2

 

長期足の節というのは大体その辺が抵抗帯になるというおおよその判断なので、短期足のエントリータイミングの基準としては使えません。なので、長期足に引いたラインの大体前後10~20pips(その時のボラティリティにもよる)は幅広いゾーンの抵抗帯がその辺にある、というおおよそで節を捉えておきましょう。

 

 

エントリー執行足(5分足)

長期足の抵抗帯に現在レートが位置していることからショートできる下位足を探してみると、5分足が短期的な転換を狙えるチャートパターンでしたのでMAで止められたと判断して陰線確定(赤い矢印)でエントリーしています。

2016-9-29en

 

根拠としては、Aで直近高値に届かずに高値が切り下がりその後MAを下割れ、リトレースするもMAを上抜けることができないとの判断になります。

 

Bのを安値を下に割っていくとダウントレンドに転換することになるので、エントリー時はまだダウントレンドに転換していません。

 

 

ポジション保有中の上位時間足のマルチタイムフレーム分析

まずは最初に下のチャート(利確直後のチャート)を見て頂きたいのですが、利確するまでに何度かリトレースが入っている(AとB)のを確認できると思います。

 

M5

2016-9-29%e5%88%a9%e7%a2%ba%e7%9b%b4%e5%be%8c

 

こういった価格が止められてリトレースが入るのは、進行方向と逆向きのボリンジャーバンドやMAが原因となっていることが傾向的に多くあります。

 

それではAとBのリトレースのポイントを上位足をマルチタイムフレーム分析をして見ていきましょう。

 

 

まずはAのリトレースから。

上位足である15分足を見ると-1σがスクイーズ(青い四角)してしまっています。

2016-9-29m15

こういった時は進行方向に対して逆向きになっているので、障害物となりやすくレートが跳ね返されやすい状況になります。

 

 

続いてBのリトレース。

上位足の30分足を見てみると、MAが角度をつけて上昇してきているのが確認できます。

2016-9-29m30

 

やはりこういったように進行方向に対して逆向きで向かってきている場合は障害物となりやすく、レートが跳ね返されやすい状況になります。

 

利確の目安を考察

利確を考える時は「そこまで行く可能性がある」という考えのもとで判断すると思うのですが、今回は5分足から利確ポイントを判断しています。

 

※5分足のチャートの左側はアップトレンドで青い四角がアップトレンド中の調整局面になります

2016-9-29m5%e5%88%a9%e7%a2%ba%e7%9b%ae%e5%ae%89

 

今回はこの調整局面が短期的に節(ここまでくると一旦反発がある)になると予測をしたので、利確ポイントの目安に設定しています。

 

 

まとめ

時間の経過と共にボリンジャーバンドやMAが傾きを変えて変化してきます。

 

エントリーした後にレートがすぐに思惑の方向に動いてくれれば、狙っているところまで障害物が無ければスムーズに動いてくれやすいですが、エントリー後すぐに思惑の方向にレートが動いてくれないと狙っているところまで到達するのに反発が入りやすくなってしまうといういことですね。

 

その都度状況によってどうなるかはわかりませんが、一旦リトレースを耐えるのか?それとも一旦もらっておくのか?利益を最大化できるように予測のシナリオをいくつか持っておきましょう!

 



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