FXリアルトレード 上位足の抵抗帯でブレイクするか転換するか下位足のチャートパターンで見極めて判断

この記事は3分で読めます

メッシです。

 

中・長期足のサポートやレジスタンスに水平線を引き、抵抗帯を判断するのはそこまで難しい事ではありませんが、そこまでレートが到達した時にレートが抜けていくのかそれとも反転していくのか、下位足の状況から判断するのは慣れていないと判断が難しいですよね。

 

そこで今回は抵抗帯を抜けることを示唆しているパターンをトレード事例で紹介していきます。

目次

トレード事例

今回のトレード事例は2017.4.17AUDUSD(長期足のサポレジ付近の価格帯で反転下落するのか、それとも抜けて上昇していくのかを短期足で見極めて狙いにいったトレード)になります。

 

 

上位足のマルチタイムフレーム分析

まずは上位足の日足から時間足を落として見ていきましょう。

 

 

日足

日足を見ると、現在レートはレンジの中段付近に位置していて方向感が無い状況ですね。

日足ベースでは特にエントリー判断になる情報は読み取れません。

 

 

4時間足

4時間足では、現在レートがサポレジ転換の抵抗帯付近に位置しています。

4時間足だけでは時間軸が大きいので、エントリーチャンスがあるのか無いのか下位足に落としてみないと判断できません。

短期足で転換の形が出ればショートエントリー、抜けていく形があればロングエントリーで考えていきたいところです。

 

 

30分足

30分足に時間足を落すと何ヶ所かきれいに止められているポイント(赤い四角)があるので、水平線を30分で引いています。

直近では、実体ベースでラインを上抜けて確定している(黒い四角)のが目視でき(ブレイクではありませんが)、安値も切り上げてきていることから上にいく兆しと判断しました。

 

戻しを待ってMAで支えられれば、ロングエントリーを狙える状況になります。

 

 

エントリー

エントリーは15分足(MA支えられる時間足を探したところ、15分足がMAで支えられていたため)でタイミングを取っています。

 

※下の画像はエントリー直後のチャート

忘れてはいけないのが、現在レート付近は4時間足抵抗帯付近に位置しているということです。

なのでMAで止まるだけではなくしっかりと勢いを見て判断しなければなりません。

 

その勢いの判断方法が、「MAで支えられてからラインを再度抜けて実体で確定する」という状況を確認することです。

※必ずではありませんが、このパターンが出るとブレイクの初動を掴むことができ、値が伸びやすいです(ボリンジャーバンドの形状がスクイーズからエクスパンションしていく状況が重なる必要があります)。

 

 

利確の考察

今回の利確の判断目安にしたのは、1時間足チャートから判断しています。

過去チャートをさかのぼると過去に大きい下落始まったところ(青い丸)、つまり売りが入った価格帯があるので、相場参加者が意識すると判断してその価格帯付近をターゲットにしました。

 

 

エグジット

結論から言うと指値にかからず(あと0.3pips)、少し折り返したところで(十字線が確定したところで)手動で決済しています。

 

※下の画像は決済直後のチャート

 

 

その後

下のチャートはエグジットから約16時間後のチャートになりますが、見事に反転下落し、エントリーポイントよりも下げていますね。

指値にかかっていれば神利食いでしたが、状況を見て成行でエグジットしてよかったです(保有していたら±0で終わっていたので)。

 

 

まとめ

今回のトレードは、4時間足の抵抗帯付近で抜けていくのかそれとも反転してしていくのか、短期足のチャートパターンを見極めて判断したトレードになります。

 

今回は15分足が上昇を示唆したチャートパターンだったので、一旦抜けると判断して上昇を取りに行ってますが、あくまでも4時間足の抵抗帯付近にレートがあることを忘れてはいけません。

 

そのためレートが戻ってきて水平線の内側に潜ってきてしまえば、4時間足ではひげで引けてしまうことになり、結局は15分足の上昇は「だまし」だったと言うことになります。

 



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    • Kaiganfx
    • 2017年 4月18日

    メッシさんこんばんは。分かりやすい動画やブログありがとうございます。
    1つ質問があります。エントリーする時にラインとMA反発で迷ってしまうのですがメッシさんはMA反発を重視しているように見受けられます。
    たとえば、転換の場面でMAがラインをある程度抜けてきた時はどのように判断されていますか?また、今回の場面のような時ラインで反発し陽線確定していたらエントリーされていましたか?
    メッシさんのトレード動画を見た時今まで自分のなかでモヤモヤしていたものが一気に解消したのを覚えています。これから自分のトレードに染み込ませていきたいと思っていますのでご教授よろしくお願いします。

      • メッシ
      • 2017年 4月19日

      Kaiganfxさん
      ご質問頂きありがとうございます。

      転換の場面でMAがラインをある程度抜けてきた時は、ラインに到達していなくてもMAに届いていればエントリーします。
      ただ、直近でMAが意識されているかされていないかが重要になってくるので、転換でショートを狙う場合は直近の上昇でMAが意識されいることが大事です。

      それから今回のトレードで、ラインで反発して陽線確定していたらエントリーするかどうかに関してですが、陽線の勢いと+1σを上抜けするかどうかで判断します。
      なので、ライン上で陽線で確定していたとしても勢いが無いと感じればエントリーは控えていると思います。

      中々言葉でお答えするのが難しいですが、また何かご不明点がありましたらお気軽にご質問くださいね!

      今後ともよろしくお願い致します(^^)

        • Kaiganfx
        • 2017年 4月19日

        丁寧な返信ありがとうございます(^^)
        しっかり自分の中に落とし込んでいきたいと思います。これからもよろしくお願いします。

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