メッシです。
このサイトで再三お伝えしてきていることなのですが、トレードで結果を出すにはトレードする場面を1つに絞ることが非常に重要です。
あなたはトレードする場面を絞っているでしょうか?
実際のところ、トレードをする場面を1つに絞る重要性をわかっていない方が多く、色々な場面でトレードする方が多い傾向にあります。
これでは、頑張ってみても中々結果を出すことができません。
では、「なぜトレードする場面を絞ることが重要なのか?」、「なぜ場面を絞らなければ結果を出すことが中々できないのか?」、今回はこれらを動画を見てあなたに体感してもらい、重要性を理解してもらいたいと思います。
ということで、今回は動画で学ぶトレード場面を絞る重要性を解説をしていきますね。
まずは、下の動画を見て「白衣を着ている人が何人いるのか?」を数えて下さい。
目次
白衣を着た人は何人?
どうだったでしょうか?
白衣を着た人は何人いたでしょうか?
白衣を着た人の人数は…
では、早速解答を。
白衣を着た人はこの動画で26人登場します。
おそらくあなたは上の動画を見て、24人という解答になったのではないでしょうか?
しかし、間違いなく正解は26人です。
では、なぜ24人ではなく26人なのか?解説しましょう。
なぜ間違えてしまうのか?
動画全体を俯瞰(ふかん)して数えると、白衣を着た人は24人になるかと思います。
しかし実際は、話をしている男の人が途中で入れ替わっているため、白衣を着ている人は26人なんですね。
どこで入れ替わったのか?に注目し、もう一度動画を見てみましょう。
どうだったでしょうか?わかりましたか?
入れ替わったのは、以下の3場面になります。
・書類を拾うためにしゃがんだ時(開始15秒付近)
・缶ジュースの山に手を伸ばし、ジュースを取ろうとした時(開始24秒付近)
・正面から向かってくる人とハイタッチをした時(開始28秒付近)
この動画から言えること
実際に白衣を着ている人の人数を数えてみるとわかるように、全体を俯瞰して数えようとすると、目の前のことを見落としてしまう傾向にあります。
動画に次々に登場する白衣を着た人の人数を数えることで、男の人の入れ替わりに気付くことができません。
堂々と目の前で入れ替わりが行われているにもかかわらずです。
「白衣を着ている人は何人いるのか?」という質問を自身の脳にすることで、意識が全体に分散されてしまい、細かい部分を把握することができません。
では、白衣を着ている人の人数を正確に数えるためにはどうすればいいのか?と言うと、”具体的な質問をすればいい”ということになります。
例えば「話をしている男の人がどこで入れ替わっているのか?」と言う質問を脳にすることで、意識が全体に分散されずに細かい部分を把握することができるわけです。
トレードでも同じことが言える
先程見てもらった動画は、トレードをするうえでも同じことが言えます。
勘の良い方なら気付いていると思いますが、どう同じなのか説明していきましょう。
抽象的な質問ではなく、具体的な質問ができるかどうか
トレードの軸ができていない人に当てはまることですが、チャート全体を俯瞰してトレードチャンスを見つけようとしても、チャンスを見つけることはできません。
目の前にトレードチャンスがあるにもかかわらず、見逃してしまったり、一貫性のあるトレードができないでしょう。
なぜなら、チャート全体から色々なトレードチャンスを見つけようとするのは、「どこでもいいからトレードチャンスはどこにある?」という質問を脳にしているのと同じでことであり、具体性に欠けるからです。
先程の動画で「白衣を着ている人は何人いるのか?」という質問を、脳にしているのと同じ状況になります。
そのため、トレードチャンスを見つけてチャンスを確実にものにするには、具体的な質問を脳にしなければならないのです。
具体的な質問とは何か?
具体的な質問と言うのは、先程の動画で言えば「話をしている男の人がどこで入れ替わったのか?」と言う質問です。
トレードに置き換えれば、「○○場面のトレードチャンスはどこにあるのか?」といったような具体的な質問になります。
つまりこの具体的な質問を自分自身にすることが、トレードする場面を1つに絞ることになり、非常に重要なことになります。
トレードする場面を1つに絞るには、FXの過去データから鉄板パターンを身に付ける検証の仕方の記事で詳しく解説しているので、そちらを参照して頂きたいのですが、簡単におさらいしておきましょう。
相場は「トレンド」か「レンジ」のどちらかになるので、まずはそのどちらのどういう状況を選択するのかということが、トレード場面を1つに絞ることになります。
もう少し掘り下げると、「トレンド」・「レンジ」と言っても、色々な状況があります。
トレンドを選択するのであれば、”第2波”に絞るのか”第3波以降のトレンド継続”に絞るのか、もしくは”トレンド転換”に絞るのかということであり、レンジを選択するのであれば、”レンジ内の逆張り”に絞るのか”レンジブレイク”に絞るのかということです。
わかりやすく図で見るとこういう状況です。
これらのどこに絞るのかを明確にしましょう。
こういったように、どの場面に絞るのかをはっきりさせなければ、いつまで経ってもトレードチャンスを利益に繋げることができません。
まとめ
今回は動画を例に、トレードの軸を作るまでは場面を1つに絞らなければ利益に繋げることができない、ということを体感してもらいました。
脳には、できるだけ具体的な質問をすることで具体的な回答返ってきます。
今回の動画を見た体験を活かして頂き、トレードする場面を1つに絞り、自分自身に具体的な質問をしてトレードチャンスを利益に繋げていきましょう。
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メッシさんこんにちは。
今回の記事を読んで自分のことを言われている気分でした。
いつも複雑な思考ばっかしていて、結局得られるものはないみたいなことを繰り返していました。
一つの場面に絞る重要性を再認識できました。
佐藤さん
ブログを見て頂きありがとうございます!
場面を絞る重要性に気付いて頂いたみたいで良かったです。
トレードの軸ができるまでは、何か1つに集中して取り組みましょう。
それが一番の近道ですので。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご質問くださいね(^^)