FXトレード解説 ボラティリティの低いレンジ 種類とブレイクアウト戦略

この記事は3分で読めます

メッシです。

 

レンジをトレードする場合、ボラティリティが高いレンジと低いレンジがありますよね。

どちらを好んでトレードするかは人によって違うので、どちらがいいのか?という議論をするつもりはないのですが、私的にはボラティリティの低いレンジの方が難易度が低くトレードしやすいです。

 

今回はボラティリティの低いレンジでトレードをしたので、トレード事例を兼ねて難易度が低いボラティリティのレンジについて解説します。

目次

ボラティリティの低いレンジの種類も色々

ボラティリティの低いレンジと言っても、1パターンだけではなく色々種類があります。

そうなると当然、エントリータイミングなどの戦略も違ってくるわけです。

 

 

まずは、ボラティリティの低いレンジの形状にどんなものがあるのか、見ていきましょう。

 

①ボリンジャーバンドがスクイーズしたレンジ%e3%83%9c%e3%83%a9%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%aa%e3%83%86%e3%82%a3%e3%81%8c%e4%bd%8e%e3%81%84%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%81%ae%e4%be%8b

 

 

 

②MAと水平線で囲まれた三角形のレンジ

MAと水平線でレートが囲まれた状態の例1

 

 

③横に一列に並んだヨコヨコレンジ

 

3つほど挙げましたが、私が好んでトレードするボラティリティの低いレンジはこの3つです。

 

 

 

私がこれらの3つのレンジを好んでトレードするのは、”ボラティリティが低い状態から拡大していくところを狙える”からです。

 

ボラティリティは収縮と拡大を繰り返していく性質があるため、その拡大するポイントを狙いにいくことで値が伸びやすく、トレードしやすいわけですね。

 

 

今回のトレード事例は、②のMAと水平線で囲まれた三角形のレンジになるのですが、3つの中で一番難易度が低いレンジです。

なぜ難易度が低いのかは、トレード事例のところで解説していますので、このまま読み進めてもらえると簡単に理解できます。

 

 

トレード事例

今回のトレードは、2017.8.30のEURUSDです。

中期足(1時間足)の重要な価格帯を背に、ブレイク前に短期足(15分足)でブレイクを予期して捉えたトレードになります。

 

決済直前のものになりますが、今回のトレードのチャート(エントリー執行足の15分足)。

 

単一時間足だけでは状況がわからないので、まずは上位足の環境から見ていきましょう。

 

 

上位足のマルチタイムフレーム分析

まずは日足から(日足、4時間足、1時間足はエグジット後のチャートになります)。

 

日足

※青いラインは1時間足で引いたライン

現在レートは、高値を更新した後にリトレースで下落してきている状況です。

高値と安値を共に切り上げてきており、アップトレンド継続中であることがわかると思います。

 

 

4時間足

※青いラインは1時間足で引いたラインで、矢印の辺りがエントリーレートになるので、矢印のレートにいるものとして読み進めて下さい

4時間足もアップトレンドで上昇してきており、現在レートはリトレースで下落してきている状況になります。

 

 

1時間足

※矢印の辺りがエントリーレートになるので、矢印のレートにいるものとして考えて下さい

1時間足では、青いラインがレジサポ転換している価格帯になり、重要な価格帯として見ました。

 

重要視した理由として、青いラインの価格帯はレジサポ転換しているだけではなく、真ん中の青丸が高値を付けに行った押し目になるからです(つまり、それを割った時点で目線は下になります)。

 

目線は下になると言っても、あくまでも長期足の方向は上なので、いずれはまた長期足の方向に戻っていく可能性が高く、”リトレースがまだ継続して入りそう”という考えの下目線です。

 

矢印の現在レートの状況を考えると、その重要なラインをすでに下に割っており、下位足に落として売れる形があればエントリーしていきたい考察になります。

 

 

エントリー執行足の環境とエントリーに関して

先ほどまでの上位足のマルチタイムフレーム分析から、下位足に落として見たところ、15分足がタイミングを取りやすい形になっていたので、エントリー執行足に15分足を選択しました。

 

決済直前のチャートになってしまいますが、まずは15分足の状況を見てみましょう。

 

 

今回15分足に注目したのは、ボラティリティが小さくなったレンジを形成していたからです。

ボラティリティの小さくなったレンジと言っても、MAと水平線で形成される三角形のレンジです(下のチャート参照)。

 

※このチャートパターンに関しては、ネットには載っていない利益を出しやすいFXのおいしい場面で詳しく解説しているので、ぜひ参照下さい。理解がより深まります。

 

 

こういったMAと水平線で形成されるレンジの状況は、”MA>水平線”になるケースが高く、MAがレートを抑え込んで水平線をブレイクしていく予兆として判断できます。

 

補足ですが、このチャートパターンの優れているところは、エントリータイミングの裁量がいらないことです。

なので、足の確定を待たずにMAに引き付けてエントリーしておき、ブレイクするのを待つだけの流れになります。

 

実際にエントリーした足は、下の矢印の足の確定前

 

 

エグジットの考察

(※下のチャートもエグジット後のチャートになりますが)次にレートが止められる可能性が高いのは、緑色の丸の押し目と判断したため、その押し目の価格帯に指値を設定しました。

 

 

その後

エグジットから約4時間後のチャート

 

 

まとめ

今回はボラティリティの低いレンジについて説明しましたが、チャート上に現れる頻度が多いものと少ないものと様々です。

 

今回、トレード事例で紹介した”MAと水平線で囲まれた三角形のレンジ”は、そこまで頻度的に多いものではありませんが、裁量要素が少ないのでおススメです。

見つけたらチャンスですので、狙っていきましょう。

 

 



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