FXトレード解説 狙うべき?狙わないべき?長期足抵抗帯付近のトレードの判断の仕方

この記事は4分で読めます

メッシです。

 

長期足のレジスタンスやサポート付近で現在レートが若干到達していない場合、ロングするべきなのか?ショートするべきなのか?またはエントリーを控えるべきなのか?その判断はどのようにしているでしょうか。

毎回ではありませんが、下位足を見ることでその選択肢を判断することができます。

 

ということで今回は、トレード事例を例に長期足抵抗帯付近のトレードの判断の仕方について解説していきたいと思います。

※以下の文章とキャプチャの解説も合わせてどうぞ

目次

トレード事例

今回のトレードは2018.7.26.のCADCHFで、長期足のカップが成立するまでのスペースを短期足(M15)トレンドフォローで狙いに行ったトレードになります。

 

今回のエントリー執行足のエントリー時のキャプチャ

※エントリ―タイミングの取り方は、このブログのメルマガ登録時に特典としてお渡ししているレンジブレイクアウト攻略法になります

 

まずはいつものように上位足の環境を分析するため、日足から時間足を落として見ていきましょう。

 

 

上位足のマルチタイムフレーム分析

Day

日足を見ると、現在レートは方向感が無い状況ですね。

 

直近高値付近にレートがいるので、直近高値がレジスタンスとして機能してレートが落ちるのか?それとも直近高値がレジスタンスとして機能せずに抜けていくのか?その展開を分けるポイント付近までレートが上昇してきているところです。

 

 

H4

H4に時間足を落として見てみると、直近高値まではまだスペースがあり、そこまで上昇してくればカップが成立することになります。

※しかし、直近高値に届いていなくても手前で反発して下落して行くことは往々にしてあるので、注意が必要です(長期足の抵抗帯は幅広いゾーンとして考えた方がよく、すでに抵抗帯に到達していると考察することもできるため)。

 

 

H1

H1の状況として、現在レートは急騰後の調整局面(急な価格の変動により、一旦動きが停滞するかリトレースが入る状況)になります。

 

 

余談ですが、調整局面には主に2つのケースがあります。

・急騰(急落)後、レートが落ちてこず(上がってこず)にMAがレートに近づいてくるケース(この場合MAは角度をつけて向かってくる)

・急騰(急落)後、レートが押し(戻し)が入ってMAに近づいてくるケース(この場合MAは角度が緩くなる)

 

 

M30

M30では、直近でMAにレートが乗っている(サポートされている)のを確認することができるため、上昇する可能性があると考察できます。

トレンドが発生する特徴として、ある時間足のMAから発生するという特徴がありましたね(分からない方は、メルマガ登録でプレゼントしているレンジブレイクアウト攻略法を参照下さい)。

 

 

上位足から考察すること

先ほどH4のところでも解説したのですが、現在レートは長期足の抵抗帯手前付近にいる状況です。

カップを埋めていないと判断すれば上昇余力があると判断できますが、長期足の抵抗帯を幅広いゾーンとして考えるのであればカップを埋めたことになって下落して行くと判断できるので、どちらの展開もありえると考察できます。

 

しかし、M30のMAに支えられている(サポートされている)状況からまだ上昇余力があるとの判断になるわけです。

そのため現在レートの状況は、カップを埋めたと判断するのではなく、これからカップを埋めに行くという目線になります。

 

 

ということでM30のMAがサポートとして機能しているので、本来であればエントリータイミングはM30で考えるところなのですが、1つ下位足でもMAが機能している場合がよくあるため、1つ下位足のM15も見てみましょう。

 

 

エントリー執行足の環境

すでにエントリーした後のチャートになりますが、M15はボリンジャーバンドがスクイーズしているボラティリティの低いレンジだと分かります。

そして直近の状況としては、赤丸のポイント(MA反発)からM15のレンジ上限(赤いライン)をブレイクしているのを確認できますね。

 

M15

M30もMAが効いてサポートされていましたが、トレンドは下位足から作られていくので小さい時間足のM15の方を重視します。

 

要するに小さい時間足のM15のMAからレンジをブレイクしていると判断するので、リトレースがこの時間足のMAで止まればエントリータイミングになるということです(M15のMAで止まらなければ、M30のMAまで押しが入るであろうという考察になります)。

 

 

エントリ―

ひげの安値がMAにわずかに届いていませんが、MA反発したと判断して矢印の陽線確定でエントリーしています(スプレッドがあるので、約定が陽線の終値よりも上です)。

※MA反発に関しての裁量は、FXの押し目買い・戻り売りにMA反発の裁量判断をを参照下さい

 

M15

 

 

エグジットの考察

今回エグジットの目安として判断したのは、H4の直近高値付近(赤丸)の価格帯で、0.76200になります。

 

H4

 

 

エグジット

下のチャートはエグジット直前のチャートですが、順調に上昇して約2時間で利確となりました。

 

M15

 

 

その後

その後はH4の直近高値付近のレート(0.76200付近)が2度意識され価格が止められていますね。

 

M15

 

 

まとめ

長期足の抵抗帯付近であっても、スペースがあればそこまでの幅を狙えますが、気をつけなければならないのは長期足の抵抗帯は幅広いゾーンとして考えておかなければならないということです。

 

長期足の抵抗帯までスペースがあっても、幅広いゾーンとして抵抗帯を考えるため、カップがすでに成立しているのか?それともまだカップが成立していないのか?の判断が難しいところだと思います。

その判断は長期足を見ただけでは分かりませんので、下位足でチャートパターンがあれば上に行くのか?下に行くのか?の判断ができるということです。

 

毎回、下位足でこのようなチャートパターンがあるわけではないですが、今回紹介したレンジブレイクアウト攻略法の形は、分かりやすいチャートパターンの一例になりますので参考にして頂ければと思います。

 

 



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