FXトレード解説 トレンドの変わり目?調整局面での考察と狙い方について

この記事は3分で読めます

メッシです。

 

今回はトレード事例を紹介していきます。

目次

トレード事例

今回のトレードは2018.9.12.のGBPNZDです。

 

上位足が全て上方向のアップトレンド、そして直近の状況が調整局面でレンジを形成しており、トレンド方向に上昇して行くのか?それともリトレースが入って下落していくのか?この展開を下位足で方向の予測判断をし、エントリータイミングを取ったトレードになります。

 

 

エグジット直前のチャートになりますが、今回のトレードのエントリー執行足です。(※どこでエントリーしたのか考察してみて下さい)

エントリー執行足を見ただけでは、エントリー根拠やトレード全体の流れが見えてこないと思いますので、いつものように上位足の環境を見ていきましょう。

 

まずは日足から。

 

 

上位足のマルチタイムフレーム分析

DAY(※エグジット後のチャートになります)

日足を見ると、ここ数ヶ月間の高値をいくつも更新してきており、上昇の勢いが強いことがわかりますね。

 

現在レートの状況としては、急騰して上昇したことにより、MA(SMA21)と乖離ができている状況です。

※MAと乖離が出来ると、レートとMAの乖離は埋まる傾向にあります → MAの戻ろうとする働き

 

日足を見る限りでは上目線ですが、上昇していくにしても調整やリトレースが入らないと上昇するエネルギーが厳しい状況ではないでしょうか。

 

 

H4(エグジット後のチャートになります)

日足で見た現在レートの状況をH4で見ると、アップトレンドの調整局面(レートが横に流れている)であることを確認できます。

※エグジット後のチャートになりますが、エントリー時のレートは矢印のポイントあたりなので、矢印のポイントが現在レートだとして考えて下さい

4時間足も日足同様にアップトレンドなので方向性は上になりますが、日足が急騰して買われ過ぎ感があるので、安易に買いで付いて行くのは気をつけなければいけないですね。

 

 

H1(エグジット後のチャートになります)

※エグジット後のチャートにはなりますが、エントリー時のレートは矢印のポイントあたりなので、矢印のポイントが現在レートだとして考えて下さい

H4で見た調整局面をH1で見ると、ボリンジャーバンドがスクイーズしてボラティリティの低いレンジになっており、エクスパンション(ボラティリティの拡大)していく前兆だと言えます。

 

H1を見る限りではレンジなので、上にブレイクしていけばロング、下にブレイクしていけばリトレース狙いのショートという考察です。

 

 

エントリー執行足の状況

今回のエントリー執行足はM30。

この時間足のMAからレンジを下にブレイクしている(赤丸がブレイクの起点)ので、今回はM30に注目しました。

 

M30(エグジットのチャートになります)

先ほどH1のところで調整局面のレンジをブレイクした方向に付いて行くという説明をしましたが、今回は下にブレイクしたので目線は下になります。

 

つまり、上位足のアップトレンドにリトレースが入るという予測のもとM30のMAでそのタイミングを狙っていく(レンジをブレイクした起点がM30のMAなので、再度この時間足のMAが意識されやすいという相場の特徴から)ということです。

 

ちなみにM30のラインの根拠ですが、赤丸のところは値が飛んでいるので加味していません。

※エグジット後のチャートになります

 

 

エントリー

エントリー足は矢印の陰線確定になりますが、単純にブレイク後のリトレースから第2波が入るタイミングです。

先ほどM30のMAでタイミングを狙うという説明をしましたが、エントリー足はMAに届いていません。

MAには届いていませんが、ひげがMA付近まで来ているのでMA反発として判断し、レンジ下限の水平線のサポレジ転換という根拠でエントリーしています。

 

 

エグジット

今回エグジットの目安にしたのはH4のSMA21(赤丸)で、その辺りに指値を入れています。

※エグジット後のチャートになります

レートの進行方向(下落)に対し、H4のMAが上向きで上がってきているので、障害となるとの判断からになります。

※わりと大きい時間足のMAになるので、H4のMAで反発上昇する可能性を考えられますし、H4のMAを下に抜けるにしても反発が入ってから下に抜けていくという考察です。

 

 

その後

H4のMAで反発が入り、その後下落して結果的にH4のMAも下抜けする結果となりました。

※H4のMA反発は赤丸の陽線部分

 

 

まとめ

今回のトレード事例は、上位足(日足~H1)が全てアップトレンドであり、調整局面でレートが停滞している場面でどう判断するか?という事例になります。

 

アップトレンドの途中でレートが横に流れる調整局面になると、トレンド方向に再度レートが動くことが多いですが、今回は日足が急騰して買われ過ぎ感がありましたので、上昇するにしてもエネルギーが無いのでリトレースで下落が入ったと見ています。

 

上位足が上方向の時には、基本的には上で付いていく方が利益に繋がりやすいです。

しかし、リトレースが入らないアップトレンドは無く、リトレースが入りながら上昇して行ことになりますので、リトレースが入る場面を見極めてトレードしていきましょう。

 



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