FXトレード解説 狙うべき上位足のトレンドの調整局面 下位足では狙いやすいチャートパターンがしばしば

この記事は4分で読めます

メッシです。

 

マルチタイムフレーム分析をする際、上位足にトレンドは出ているか?サポートやレジスタンスはどの辺なのか?と言ったことは確認すると思いますが、私の場合は、結構トレンドの調整局面を探していたりします。

ここで私が言うトレンドの調整局面と言うのは、レートが停滞している状態ですね。

 

この停滞している状態を見つけた時点で、私の場合は狙う方向がある程度決まっており、後は下位足でどんな形が出ているか?を探してタイミングを取る流れになります。

ちなみに停滞している調整局面を見つけた場合、下位足に落として状況を見ていくと、レンジブレイクアウト攻略法の形でエントリータイミングを取れることが往々にしてあるんですね。

 

ということで今回は、上位足トレンドの調整局面を見つけたら、高頻度で形が出ているレンジブレイクアウト攻略法ということでトレード事例を兼ねて解説していきたいと思います。

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目次

トレード事例

今回のトレードは2018.10.23.のGBPUSDです。

上位足(H4)でダウントレンドの中、レートが戻らずに調整局面になっていたため(H1)、リトレースが入らないとの判断からエントリータイミングの取れる時間足(M30)でショートをしたトレードになります。

 

まずは上位足の状況から見ていきましょう。

H4から見ていきます。

 

 

上位足のマルチタイムフレーム分析

H4(エグジット後のチャートになります)

H4を見ると、ダウントレンドで下落してきている状況であり、サポート(下の青いライン)までまだ下落余地がある状況ですね。

※上の青いラインは、エントリー時にタイミングを取るために引いたM30のライン

 

H4を見る限りでは、ダウントレンドで下落してきている状況であるということは分かりますが、エントリー根拠となる情報は拾えないので、1つ下位足のH1に時間足を落として見ていきましょう。

 

 

H1(エグジット後のチャートになります)

※青いラインは、エントリー時にタイミングを取るために引いたM30のライン

 

H1を見ると、冒頭でもお話したトレンドの調整局面になっているのを確認できると思うのですが、どれが調整局面かわかりますか?

 

 

下のチャートの青い四角で囲った部分が調整局面です。

下落してきてから横に流れていますよね?

下落してから”一服している”という表現を個人的に使ったりしますが、この状況は下落してきたのに、利確の買いや新規の買いがそこまで入っていない状況と言えます。

 

要するにこういった横に流れている調整局面を見つけた場合、リトレースの上昇が入るよりも下落していくことの方が確率的に多いということです。

 

 

それから、こういった調整局面を見つけた場合に下位足に落としてみると、レンジブレイクアウト攻略法の形状が出ていることも確率的に多いです。

ということで1つ下位足のM30に時間足を落として見てみましょう。

 

 

エントリー執行足の状況

M30(エグジット直前のチャートになります)

青い四角の部分が、H1で調整局面となっていた部分です。

 

ボリンジャーバンドがかなりスクイーズしてきており、ローソク足1本1本の長さが短くなってきているのを確認できますよね。

 

 

その他にM30を注目したポイントとして、M30のMAですね。

先ほどの青い四角のレンジを抜ける起点となったのがこのM30のMAになるんですが、それがAのポイントです。

Aからレンジをブレイクして下に抜けているため、再度リトレースしてきた場合、またこの時間足のMAがレジスタンスとして機能する可能性が高いという考察になります。

 

 

エントリ―

先ほどのM30の解説から、今回エントリータイミングを取ったのはM30になります。

黒い矢印の陰線確定でショートエントリーしているんですが、この陰線はMA反発に加え、レンジ下限とサポレジ転換している足になります。

 

つまりレンジブレイク後の第2波を、「2度目のMA反発」と「レンジ下限のサポレジ転換」という根拠が重なったタイミングでエントリーということです。

※M30ではレンジ抜けの第2波ですが、上位足ではトレンドフォローになります

 

 

エグジット

エントリーからすぐに伸びたので保有時間はわずか10分、ボリンジャーバンド-3σを突き抜けていたので、1.29398で利確しています。

 

※下のチャートはエグジット直前のチャート

 

「H4のサポートまでまだ下落余地(狙える幅)があるので、保有しないんですか?」という質問があるかもしれないので説明しておきます。

 

利確した時の状況は-3σを突き抜けており、-3σを突き抜けている時の判断は私の場合2つです。

・バンドウォークして下落が続く

・-3σの中に戻ろうとして反発し、戻されて上昇する

 

 

今回のケースは、反発して戻されるとの判断からエグジットしましたが、そう判断した理由としては、M30の足確定まで残り20分あったからです。

エグジットした足が始まってから10分で-3σを抜けてきており、ローソク足と-3σのスペースが無いため、足が確定する残り20分ではさらに下落を見込むのは難しいと判断しました。

 

足が確定するまで残り時間がわずかであれば、足が確定すると-3σとローソク足の間にスペースが生まれるので、バンドウォークしていく可能性はあるということです。

足が確定すると、ローソク足1本分スペースが右にできますよね?

 

そういったことから、今回は反発して上昇するとの判断です。

 

 

その後

M30(エグジットから約1時間後)

-3σから反発して上昇しているので、良いポイントで利食いができたと思います。

 

 

まとめ

今回は、上位足のトレンドの調整局面を見つけて下位足でレンジブレイクアウトの形が高確率で出ているという解説をしました。

 

上位足の状況からすでに狙う方向は決まっていることが前提であり、その前提があってから下位足に落としてレンジブレイクアウトの形を探すということになります。

 

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