メッシです。
トレードをするのであれば誰にでも絶対”損切り”はあります。
トレードで利益を上げていくためには損切りに合いながら資金を殖やしていくことになるので、いつ、どのようにポジションを決済するのかといった戦略を持って実行することが重要になります。
今回は損切り(ストップ)ポイントの目安や設定についての目的や重要性について解説していきます。
※最後に確認テストがあります(^^)
損切りの重要性とは?
ポジションを持つ時にどこでエグジット(決済)するのか?といった利確目標と損切りポイントを決めると思うのですが、結果的に”勝ちトレード”になろうが”負けトレード”になろうが、損切りポイントの設定は正しい所に設定しなければなりません。
なぜならトレードではどのくらい利益を上げるかではなく、いかに損失を抑えられるかが重要だからです。
それは正規の相場師”ジェシー・リバモア”を見てみれば歴史が証明しています。
彼は莫大な資産を築いては破産を繰り返し、4度目の破産後に自殺しています。
莫大な利益を得ても、それ以上に損失を出してしまったら意味がありませんよね。
損切りを設定する目的とは?
長く相場に生き残って利益を上げるためには、損失をいかに抑えられるかにかかっています。少なく損失を限定して資金を守ることがとにかく重要です。
それは資金が減少してしまえばしまうほど元の資金に戻すことが困難になるからですね。
※資金が50%減ってしまうと、元の資金に戻すには100%の利回りが必要になります
そのため、ポジションを持つ際は必ず損切りポイントだけは決めてからでなければなりません。
ポジションを持って損切りを設定していなければ、思惑の方向と逆行してしまった場合にポジションをエグジットする場所がわからずに右往左往してしまいます。常にエグジットの判断に迫られることになります。
さらに、ちゃんと損切りをするという心理的抑止力がなければ、多大な損失を被りかねません。
そういったことからしっかりと損切りポイントを設定することで許容した金額を上回る損失は出ませんし、精神的にもストレスが軽減できます。
損切りはどこに設定すべきか?
損切りを設定する際、重要なことは自分がどのくらい損失を許容できるのか?ではなく、エントリー根拠に基づいた適切な位置に置くことです。
つまり、ポジションを持った根拠が崩れた時点でポジションを保有する理由が無くなるので、すぐにポジションを決済することが重要になります。
エントリー後、逆行して根拠が崩れて含み損を抱えてしまっているとしたら…
損失を挽回しようと決済しないでポジション動向を見守るのは損失をさらに増やすことに他なりません。
仮にエントリーしたレートまでポジションが戻って来て損失が±0になったとしても、それは結果論に過ぎず、そういったことを繰り返していると次同じ状況になった時にまた「戻るはず」という希望的観測を持つようになってしまいます。
希望的観測を持つこと自体正しいトレードができていないことを証明することになり、いずれ相場から退場することになります。
今回は損切りの目的や重要性などの説明をしましたが、とても大事なことですので根拠が崩れた時点で損切りを躊躇せず行うようにして下さいね。
確認テスト
今回の損切りの目安や設定についてしっかり理解できているかどうか確認テストを解いてみましょう。
問題
次の文章は損切りについて記述したものです。穴埋めをして下さい。
・トレードではどのくらい ① を上げるかではなく、いかに ② を抑えられるか
が重要である。
・損切りを設定する場所というのは、自分がどのくらい ② を許容できるのか?ではなく、
③ 根拠に基づいた適切な位置に置くこと
回答
①利益 ②損失 ③エントリー
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