FXでポジポジ病の治療と克服の仕方とは?ギャンブル性を排除してメンタル強化を!

この記事は4分で読めます

メッシです。

 

FXでトレードをしている方であれば、恐ろしい病気を経験したことがあるかもしれません。有名な病名なので一度は聞いたことがあると思いますが、”ポジポジ病”ですね。

今回はポジポジ病について私の視点から原因と対策をお話していきます。

目次

FXのポジポジ病とは?

まずポジポジ病の”ポジ”ですが、これはポジションの”ポジ”です。

ポジポジ病は無駄にポジションを持ってしまう病気で気づいた時には資金が著しく減り、ひどい場合では資金が枯渇したところで気づく病てす。

※私のトレーダーの知人も、以前月に1800回トレードするというポジポジ病でした(笑)

 

ポジションを持つ度に利益にすることができればそれほど問題ないでしょうか、FXはそんなに簡単じゃないですのでポジポジ病の原因と対策を知っておく必要があります。

 

 

ポジポジ病の原因とは?

ポジポジ病になってしまうのはトレーダーによってそれぞれ原因は違いますが、主に以下の原因が例として挙げられます。

・チャンスに見えてしまう

・自己規律を破ってしまう

・利益が欲しい、取り返したいといった感情が先行している

 

細かく考えればまだまだ原因はあって出てくると思うのですが、今回は上記に上げたことを元に対策方法を私の視点でお話していきます。

 

 

チャンスに見えてしまう

これはギャンブル性が高いと言えます。

 

面白い実験結果があるのですが、2010年に認知神経学者が被験者22人をMRIに入れて回転するスロットマシーンの映像を見せるという実験を行いました。

22人の半分は”病的なギャンブラー”、もう半分は”趣味程度でギャンブルをする人達”です。

 

当然脳波を見る実験なので、実際にお金を賭けるわけではないし自分がスロットマシーンを動かすわけでもなく、ただ映像を見ているだけの実験です。

スロットマシーン

MRIの中で見せられる映像は”勝ち””負け””ニアミス”の3つの結果が出ることになっています。

※ニアミスの場合は絵が揃いそうになるが、最後の最後で外れるようになっている設定

 

 

この実験では病的なギャンブラーはお金が賭かっているわけではないのに、同じ絵が揃った時に一般の人よりも脳波が興奮していたということが判明しています。

 

しかし、面白いのはニアミスを見た時の脳波で負けとして認識しているにもかかわらず、病的なギャンブラーは絵が揃った時と同じ興奮状態になっていることが明らかになったのです。

 

逆に趣味程度でギャンブルする人の脳波はニアミスでは不安を感じ興奮状態にはならず、もっと状況が悪くなる前に止めるという自制心が生まれました。

 

病的なギャンブラーはニアミスでも勝った時と同様な興奮状態になるため自制できないのです。

参考文献

チャートを見て常にチャンスに見えてしまう人は、脳が興奮状態にあるのではないでしょうか?

 

 

自己規律を破ってしまう

自己規律を破ってしまうのは必ず行動が起こるには何かしらの刺激があります。

※行動が起きる原理は 刺激→思考や感情→行動(反応)過程を辿る

 

例えばスズメバチを例に出すと刺されたことがある方は少ないかもしれませんが、スズメバチの恐怖というものは誰でも認知しているわけです。

 

そのためスズメバチを見かけたら自分の方から近づく人はいません。

むしろ逃げますよね?

 

この行動の原理はどうなっているのかというと、スズメバチが飛んできたという刺激があって、刺されたら”やばい”という思考があるわけです。

そのためスズメバチから逃げる、払いのけるという行動が生まれるのです。

 

 

トレードでも一緒ではないでしょうか?

自己規律を破ってしまう原因は人によって違いますが、損切りなのか利確ミスなのか?それともエントリーチャンスを見逃してしまったのか?

きっかけは何なのかを探す必要があります。

 

 

利益が欲しい、取り返したいといった感情が先行している

完全に自分のエゴのトレードになっていることに気付きましょう。

 

規律があっても損益勘定をしているようであればいつまで経ってもポジポジ病は治りません。

規律を守ってトータルでプラスになることがわかっていれば規律は守れるはずです。

 

また規律が無いのであれば守るべき規律が無いので作る必要があります。

 

 

ポジポジ病の対策や対処法とは?

トレードの自己規律を確立する

トレードルールをまずは作り、それに従えばプラスになるということを実感することです。

 

トレードルールはエントリー、エグジットの両面で作る必要があります。

 

エントリーであればどうなったらエントリーできるのかといった手法の確立や、エグジットであれば何連敗したら一旦中断するのかなど。

検証

トレードルールを作っても守れないようであれば、第三者の監視のもとでトレードをすることもいいでしょうし、罰ゲームを設けることも対策として効果的です。

 

 

視覚的にルールを確認し、聴覚でも確認する

ルールをまとめたものを印刷してPCの前に貼り、エントリーする時やポジションを保有している時、エグジットの時などで読み上げて1つ1つ確認することがいいでしょう。

 

発した言葉は自分を作りますので、見るだけでなく声に出して読み上げましょう。

 

 

ルールを破ってしまう引き金を探し、思考や感情を変える

多くの場合、刺激は外からの外的な刺激なものが多いので自分ではコントロールできません。

 

先程のスズメバチの例で言えば、スズメバチに遭遇しないようにしてもスズメバチの方からきてしまったら避けられません。

そういった刺激は受け入れるしかないということになるのですが、刺激には対応することができないので変えることのできる思考や感情を変えていくことで行動が変わって結果も変わっていきます。

 

そのため、どんなものが引き金になるのか確認する必要があります。

 

損切りが引き金になるようなら、大きいロットで取引してみるのがいいでしょう。

大きいロットであれば連続して何回も入れないので抑止力になります。

 

エントリー後に金額を見てしまうことが誘発の原因になるのであれば、pipsだけの表示にするという対策も取れます。

 



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