メッシです。
マルチタイムフレーム分析をしていると色々な時間足があり、時間足を切り替えて見ていると混乱しまったりして悩ましいですよね?
しかし、ある方法で一見違って見えるチャートでも同じチャートに見える方法があります。
この方法を試すことでマルチタイムフレーム分析をしてもチャートの違いに振り回されることなく、単純化して分析をすることができるようになります。
ということで今回は上位足と下位足の考え方のコツについて解説していきます。
※最後に確認テストがあります(^^)
目次
マルチタイムフレーム分析をするうえで上位足と下位足の考え方のコツとは?
トレードをするにあたり単一時間足だけを見てのトレードでは勝率は上がりませんし、確かな裁量とは言えません。
よりレベルを上げた勝率の高いトレードをするのであれば、複数時間足を確認・分析して現在どんな状況であるのかを知る必要があります。
しかし、時間足を切り替えては見ても上昇している時間足もあれば下降している時間足もあり、中々目線の固定をし難いのは確かです。
つまりそれぞれの時間足にその時間足の秩序があります。
さらに時間足の仕組みを考えてみると月足の中に週足があって、週足の中に日足がある。そして日足の中に4時間足があって…といった感じで上位時間足の中には下位足があります。
逆を言えば下位足が集まることで上位足を作るわけですね。
つまり上位足は買い足の動きの集積なのです。
まるでロシアの民芸品”マトリョーシカ”のように(笑)
上位足は下位足の集積
では、なぜ上位足が下位足の集積なのか?
実際にチャートで見てみましょう。
下の3つの時間足で表示したチャートを見てみて下さい。
※左から1時間足、30分足、15分足で、同じ時刻で同じ通貨を表示しています
1時間足はダウントレンドに見えますが、15分足はアップトレンドに見えます。
この3つの時間足を見ただけでは”マトリョーシカ”の意味がわかりませんよね。
しかし、次のチャートはどうでしょうか?
3つとも同じ波形のチャートになっていませんか?
これは30分足を1回、15分足を2回縮小表示しただけなんです、実は。
※ここでできます
つまり時間足によってチャートの形が違うのですが、結局は下位足を縮小してローソク足の本数を集めていくと上位足になるというのが証明できるわけです。
別の言い方をすれば上位足の波に下位足が吸収されていくとも言えますね。
図で見るとこんな感じですね。
※青い波が上位足の波で、赤い波が下位足の波
先程は例として1時間足、30分足、15分足を出しましたが、全ての時間足で同じことが言えます。
※MT4では倍率を細かく変えれないので、縮小しても同じチャートにならない時間足もあります
以上のことから下位足と上位足で方向が逆の場合、下位足は上位足に吸収されるため、下位足にトレンドが出ていたとしても上位足が逆方向のトレンド中だとしたら、すぐに下位足の方向は変わってしまいます。
そのため各時間足の方向がバラバラなチャートだった場合、上位足の方向に吸収されていく(上位足の秩序に戻る)ということを覚えておきましょう。
要するに重要なのは上位足の環境なのです。
常に上位足の環境がどんな環境なのか気にするようにしましょう。
勝率が高く勝ちやすい裁量トレードをするのであれば、各時間足の状況を把握して上位時間足の方向や秩序に沿うことが重要ですね。
P.S.
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確認テスト
今回の内容が落とし込めたかどうか、確認テストをしましょう。
下の穴埋めをして文章を完成させて下さい。
問題
時間足によってチャートの形が違いますが、
結局は ① を縮小してローソク足の本数を集めていくと ② になるのです。
上位足の波に ③ されていくとも言えますね。
下位足と上位足で方向が逆の場合、
① は ② に吸収されるため、 ① に
トレンドが出ていたとしても ② が逆方向のトレンド中だとしたら、
すぐに ① の方向は変わってしまいます。
回答
①下位足 ②上位足 ③吸収
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