FXでトレードチャンスの時にチャートパターンが無くてもチャートからエントリー判断を見つける見方

この記事は3分で読めます

メッシです。

 

エントリータイミングを計るのにチャートパターンが出ていればタイミングを取りやすいですが、チャートパターンが出ていなかった場合はどういったエントリータイミングを取っているでしょうか?

チャートパターンが出ていなくても、根拠を見つけることができればエントリーはもちろん可能です。

 

では、どういった根拠を見つけてタイミングを取ればいいのか、

今回はチャートパターンが無い場合に何をもって根拠と判断するのか?エントリータイミングの取り方をトレード事例を挙げて説明していきます。

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目次

チャンスの時に何をもって根拠と判断するのか?

トレードをする際、エントリールールがチャートパターンを見つけてタイミングを取るというルールであれば、毎回パターンが出ればタイミングを計りやすいですが、チャートパターンが出なかった場合はエントリーを見送るしかありません。

 

そのようなことを避けるために、根拠を見つける視野を養う必要があります。

 

私の場合はある時間足のレートが何で(MAやボリンジャーバンド±1σ、±2σなど)止められているのかを確認するようにしているんですね。

 

例えばある時間足でMAが意識されていれば、その後もその時間足のMAが意識されてレジスタンスやサポートになりすく、同様にある時間足で1σが意識されていれば、その後もその時間足の1σが意識されてサポートやレジスタンスになりやすい傾向にあります(その時の相場によって状況が変わるので一概には言えませんが)。

 

では、そういった特徴を踏まえたうえで、今回のトレード事例「チャートパターンが出ていない中で何をもってエントリー根拠と判断するのか?」を見ていきましょう。

 

 

トレード事例

今回のトレード事例は2016.11.1のGBPAUDのトレードになります。

2016-11-1-enex

※上のチャートはエグジット直前のキャプチャ

解説はエグジット後のキャプチャで解説していきますので、レートがエントリー時よりも進んでいます。

 

 

上位足のマルチタイムフレーム分析

まずは日足の環境から見ていきましょう。

 

日足

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日足ベースではチャートの左側に情報が無い(水平線を引く節が無い)のでラインは引けませんが、状況としてはダウントレンド中の調整局面ですね。

こういったトレンド中の調整局面で一定の狭い幅に収まって横に流れている(グレーで色付けしたポイント)状況は、この後トレンド方向にブレイクアウトしていく傾向が多いです(絶対とは言えませんが)。

 

 

4時間足

※赤い縦のラインはエントリー時の足を示していますので、現在レートがそこだという体で読み進めて下さい

2016-11-1-h4

レンジである、直近の上値がEMA75に抑えられてレジスタンスされている、ということを情報として拾えますが、特にエントリーの根拠となる情報は4時間足チャートからは拾うことができません。

 

 

1時間足

※赤い縦のラインはエントリー時の足を示していますので、現在レートがそこだという体で読み進めて下さい

2016-11-1-h1

1時間足ではサポート(グレーで色付けしたあるゾーン)をブレイクして戻りを試し、サポレジ転換になっている状態です。

サポレジ転換しているといってもこれだけでは根拠が1つで乏しいのに加え、エントリー執行足にするには時間足が大きいので短期足に落としてタイミングを計ります。

 

 

エントリー&エグジット

エントリータイミングは15分足で。

15分足のチャートを見たところ、チャートパターンは出ていないものの、エントリーできる根拠があったので下のチャートの青い矢印でエントリーしています(確定前にMAを下割れしたタイミングで)。

※リスク24pipsに対してリワード74pipsのトレードになります

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その根拠ですが、赤い四角で囲っているポイントを注視すると+1σがレジスタンスになって止められていますよね?

つまりこの15分足の下落は+1σがレジスタンスになって下落していることから、+1σを上に超えて行かない限りは目線は下ということになります。

 

1時間足だけのチャート分析では、サポレジ転換のゾーンで止まったと判断する根拠が1つだけで、エントリーできるかどうかの判断ができませんでした。

しかし、15分足に時間足を落としてみると下落を示唆する根拠を確認できるため、1時間足のサポレジ転換していたタイミングがエントリーできるタイミングだと判断することができるわけですね。

 

そういった15分足の根拠から、MAを下に割れたところでエントリータイミングを取っています。

※利確ポイントは切りがいい1.59000(上のチャートは利確ポイントに到達していますが、スプレッドの関係でまだ利確になっていません。この後まもなく利確に。)

 

 

エグジットから約2時間経過したチャート

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まとめ

今回は何をもって根拠と判断するのか?ということで解説をしてきましたが、気をつけなければいけないことは上位足の環境です。

 

仮に単一時間足でMAや+1σが意識されている通貨ペアや時間足を見つけたとしても、上位足の環境を無視してトレードしてしまえば根拠として信憑性は低いものになります。

まずは上位足の優位性の高いポイント(サポートやレジスタンスなど)で意識するようにしましょう。

 



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    • しのっぷ
    • 2016年 11月4日

    こんばんは。
    いつもためになる記事を
    ありがとうございます。
    お言葉に甘えて
    お聞きしたいことがあります。
    メッシさんがおっしゃるように
    上位の方向に合わせて
    1時間や30分のセンターボリンと
    水平線が重なるところで入ると
    かなりいい感じです。
    ただ、今回の記事のように
    中期足でエントリーしたいポイントに
    きたとき
    下位足に落として見たとき
    5分や15分で
    上記のようなパターンにならなかった場合、
    (maプラス水平線)
    maや1σ以外でエントリーすることは
    ありますか?
    例えばダウだけで判断するなど。
    お時間があるときに
    教えていただきたいです!

      • メッシ
      • 2016年 11月4日

      しのっぷさん
      いつもご質問頂きましてありがとうございます!
      別にメールで回答を遅らせて頂きましたので、そちらをご覧下さい。
      更新の励みになります、ありがとうございます!

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