FXトレ―ド解説 トレンド転換しないと思ってもMA回帰で見極め判断しよう

この記事は3分で読めます

メッシです。

 

今回は、久しぶりにトレード事例を紹介と解説していきたいと思います。

目次

トレード事例

今回のトレードは2017.11.30のUSDCADで、4時間足のレジスタンスを背に短期足(M5)でショートのタイミングを取った(トレンド転換で狙いに行った)トレードになります。

 

チャートで見るとこんな感じです(リスクリワードが1:1.5)。

※下のチャートはエグジット直前のチャートで、エントリー足の詳細はこの後解説していきます

 

それでは上位足の状況など確認していきましょう。

 

 

上位足のマルチタイムフレーム分析

まずは4時間足から(※エグジット後のチャートになります)。

 

H4

※トレンドラインは1時間足で引いたものになりますので、ここでは割愛します

4時間足を見ると、左側に2度レジスタンスされたポイントを確認できるので、青いラインを引いています。

※ローソク足実体に水平線を合わせるのか?ひげに水平線を合わせるのか?は、人によって違うと思いますが、私の場合はなるべく接点が多いところに合わせるようにしています

 

4時間足のレジスタンスまで上昇してきて陰線をつけているので、下位足で売れる形があればショートを考えたいポイントですね。

 

 

1時間足

1時間足(エグジット後のチャートになります)を見ると、4時間足と同様にレジスタンスから陰線をつけて下落してきている状況です。

1時間足ではショートができる形状では無いので、特にエントリー判断に繋がる情報は得られませんが、トレンドラインが引けそうだったので1時間足でトレンドラインを引いています。

 

※トレンドラインは水平線に比べて引ける頻度が少ないので、引けそうだと思ったらとりあえず引いてみましょう

 

 

エントリー執行足の環境

上位足(4時間足と1時間足)を見てきましたが、下位足に落として行った時に5分足がエントリータイミングを取りやすそうだったので、今回は5分足に注目しました。

 

5分足

5分足を注目した理由としては、4時間足のレジスタンスに到達することになった5分足のアップトレンドが、直近でMAが効いている(MAでサポートされている)のに加え、転換を示唆するダブルトップが形成されているからです。

 

 

エントリ―

今回は下のチャートの青い矢印の陰線確定でショートエントリーしています。

 

5分足

黒い丸のポイントで、MAに届いていれば黒い矢印2本のどちらかでエントリーしたのですが、MAにタッチしていなかったので黒い矢印でのエントリーは見送りました。

 

その後、上昇してMAを上抜けして確定しましたが、次足(青い矢印の陰線)でMAに再度もぐってきて確定したので、MAが効いていると判断してショートしています。

※損切りは直近高値の少し上で約9PIPS

 

 

エグジット

利確目標は、今回2つを候補として挙げました。

①1時間足で引いたトレンドライン

②1時間足のMA

 

エグジット後のチャートになってしまいますが、もう一度1時間足のチャートを見てみましょう。

まず①のトレンドラインを利確の候補として考えたのは、トレンドラインが引けるので、トレンドラインまでレートが落ちてきたら反発する可能性があると考察できるからです。

 

次に②のMAを利確の候補として考えたのは、1時間足では高値をつけたポイントがMAからであり、再度MAまでレートが落ちてきたらサポートになる可能性も考えられるからです。

 

 

その後、レートが順調に落ちてきて最初に到達したのが、①の1時間足のトレンドラインになります。

その時の状況が下のチャートです。

 

M5

トレンドラインの少し手前で陰線が確定し、次足でトレンドラインにタッチして陽線が見え始めたので、エグジットしています。

 

 

その後

下のチャートがエグジットから1時間ちょっと経過したチャートです。

エグジットしたポイントから大分下落していますが、エントリー時に1時間のMAもしくはトレンドラインのどちらかでエグジットを考えていたので、この下落は取れていません。

 

 

まとめ

今回のトレード事例は、いつものように「上位足の抵抗帯を背に短期足で形を見つけて入る」というパターンですが、いつもと違っていたのは、短期足のエントリータイミングがMAで止まらなかった(レジスタンスされなかった)が、MA回帰でエントリータイミングを取ったということです。

 

5分足の直近の上昇でMAが効いていたので、「転換する際もMAが効くだろう」という予測はつけられるのですが、MAを上抜けして確定してしまうと「MAを実体で上抜けしたからエントリーは見送りかな…」というように考えてしまう方も多いかもしれません。

 

しかし、次足ですぐにMA回帰(MAに再度潜る)すれば、MAはまだ意識されている・効いていると考察することができるので、MAをタイミングに使うことができるわけです。

 

今回は、4時間足という大きい時間足のレジスタンス付近でダブルトップが出現していたので、多少形が乱れても(MAで止まらなかったとしても)この通貨ペアの監視を止めるのではなく、MA回帰するのか?という考察もしながらエントリーを狙っていきたいポイントですね。

 



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