メッシです。
損切りした後というのは熱くなって取り返そうとする人がいたり、怖くなってトレードができなくなってしまう人など様々います。
あなたも経験があるでしょうか?
今回は損切りした後のトレードの影響とメンタルの関係とは?にフォーカスして話をしていきたいと思います。
目次
損切りした後の人の様々なタイプとは?
人間は不思議なもので損切りをするとその後のトレードに様々な影響が出る人がいます。
・全く動じず規律を守って淡々とトレードできる人
・熱くなってしまって損切りした分を取り返そうとする人
・怖気づいてしまってトレードをするのが怖くなってしまう人
などなど。
※規律を守って淡々とトレードできる人は問題ないと思いますので、”熱くなってしまう人”と”怖気づいてしまう人”について触れていきます
損切り後、熱くなってしまう人について
損切り後、熱くなってしまう人の行動とは?
まず、熱くなってしまう人はどんな行動をしてしまうのでしょう?
傾向的に以下のような行動をしがちです。
・ドテンして逆のポジションを持ってしまう
・思惑の方向へ動き出したら再エントリーをしてポジションを持ってしまう
・ロット(取引枚数)を増やしてポジションを持ってしまう
などなど。
これらの行動に共通して根底にある原因は何なのでしょう?
損切り後、熱くなってしまう人の原因とは?
1つ目の原因として”目の前の損失を許容できていない”ということが挙げられます。
リスクリワード1:1以上のトレードをしていれば勝率が5割以上ならトータルでマイナスにはなりません。
そもそも目の前の損失を許容できていないのは、損失を全て排除しようとしていることに他なりません。
つまり聖杯探しになっていて勝率100%を目指しているのと同じことです。
勝率100%の人間などこの世にいませんので、1回1回のトレードに焦点をあてるのではなくトータルでの損益に焦点をあてるようにしましょう。
2つ目の原因として”損益勘定”があげられます。
トレードをする目的として利益を上げることがまず第一の目的なのですが、ポジションを持つ際や持った後というのは、損益のことは忘れることが必要です。
損失(金額やpips)を逆算して考えてしまうことで取り返そうと考えてしまうからですね。
損切りした分を取り返すためにロットを増やす行為は資金管理を崩すことになりますし、プロスペクト理論という人間の心理からもどうしても大きな利益を得る可能性を無くすといった機会損失を招き、利益を失うことによる恐怖を助長して感情の起伏が大きくなります。
損切り後、熱くなってしまう人の対策とは?
1つ目の対策に”たくさん損切りをして損切りを受け入れる”ことが挙げられます。
勝ちたいという願望は欲望と同じで限度がありません。
そのため何が何でもといったようにルールを無視してでも勝とうとしてしまうんですね。
2つ目の対策に規律を破ったら”罰ゲーム”をするという対策が挙げられます。
これは嫌なものでなければなりません。
例えば知人に約定明細を送る、ルールを破ったら知人に罰金を払うなど。
どうしても意志の弱い人は自分だけでは罰ゲームを実行しない可能性がありますので、第三者の監視のもとで行う必要があります。
3つ目の対策として”トレード記録を見返す”ことが良いでしょう。
記録を付けることで負けパターンや勝ちパターンが把握でき、ルール通りと破った時では損益はどうなのか?もわかります。
ルール通りでプラスになることが実感できればルールは破らなくなるはずです。
損切り後、怖気ついてしまう人について
損切り後、怖気づいてしまう人の行動とは?
損切り後に怖気づいてしまう人はどんな行動をするのか?これは以下のような傾向が見られます。
・また損切りになることが怖くなってしまい、ポジションを持てなくなる
・ロットを下げてポジションを持ってしまう
・ポジションを持つことに悩んでポジションを持てなく、その後見ていて一喜一憂する
などなど。
損切り後、怖気づいてしまう人の原因とは?
熱くなってしまう人と同様、損切り後に怖気づいてしまう人の原因に”損益勘定”が挙げられます。
「次損切りになったら○万円マイナスだ…」など。
トータルでの損益に焦点をあてなければなりません。
ポジションを持てない、ロットを下げてしまうといった最大の原因は自信が無いことでしょう。
ポジションを持った後に相場がどうなるかは誰にもわかりません。
また、その他に”自分の手法に自信が無い”といったことも原因にあげられます。
損切り後、怖気ついてしまう人の対策とは?
1つ目
ポジションを持てなくなってしまったりロットを下げてしまう場合は圧倒的な検証不足が考えられます。
検証の結果、トータルでプラスになることが実感できているのであればポジションを持てなくなるほど自信は無くならないはずです。
検証をたくさんしましょう。
※ちなみにロットを下げてしまうくらいなら最初からロットは低い方がいいです
2つ目
損切りしたトレードとその次のトレードは関係ないものだと理解することです。
例えば勝率が70%だとした場合、100回トレードしたら30回は損切りします。
しかしリスクリワードをしっかりとしていればトータルはプラスになりますよね?
そのため、1回1回のトレードが70%の確率に近づいているものだと考えるようにしましょう。
1回1回のトレードが70%ということではなく、何回も何回もトレードした結果が70%なのです。
このように損切りをした後に、熱くなる人と怖気づく人など色々なタイプの人がいます。
自分はどういったタイプなのか?しっかりと向き合ってみて下さい。
※参考文献の中から読みやすい本をご紹介
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