経済指標の重要度と見方とは?スマホでトレード前にFXアプリのニュースをチェックしよう

この記事は4分で読めます

メッシです。

 

FX市場は24時間開いているのでトレードを行おうと思えばいつでもトレードができてしまうわけです。

 

しかし、いつでもトレードできるからと言っても、好きな時にいつでもポジションを持ってもいいということではないんですね。

それは毎日何かしらの経済指標の発表が関係しているからです。

 

今回は経済指標の重要度や見方について解説していきます。

※最後に確認テストがあります(^^)

目次

経済指標とは?

経済指標を一言で言ってしまえば”経済の状況を数字で表したもの”です。経済の状況と言うと色々あります。例えば”物価””景気””金利”などなど。

 

経済指標を発表しているのは各国の政府や中央銀行などになりますので、信頼性も高く、この経済指標の結果によって各国の経済状況を知ることができ、為替相場は影響を受けて動いているということになります。

 

では、どの指標を気にして見ればいいの?ってことになりますよね。

 

 

まずは下の写真を見て下さい。

※実際に私が使っているFX重要経済指標直前通知システムと言うサイトから

経済指標

これはある1日の経済指標の予定表になるのですが、1日だけでも経済指標がたくさんありますよね。

つまり、毎日世界のどこかで色々な指標発表があるわけで全部を気にしていたらトレードどころではなくなってしまいます。

 

そのため、重要度の高い経済指標を押さえて知っておく必要があります。

 

 

経済指標の見方で注意するべきポイントとは?

注意するポイントとしてざっくりですが2つあげておきます。

・米の経済指標

・経済指標サイトで重要と表示されている指標

 

 

米の経済指標

米ドルは、”世界の基軸通貨””流通量が多い”といったことから世界中の国は米の経済状況を意識する傾向にあり、米の経済指標は色々な通貨に影響を及ぼします。

全ての通貨ペアは米の経済指標によって左右されてしまうと覚えておきましょう。

米紙幣と国旗

 

その他の国である日本や英、ユーロなどの経済指標は主に自国の通貨に影響を及ぼすことになります(※その時の経済状況により断言はできませんが)。

 

例えば日本の経済指標がある時は、ドル円(USDJPY)やクロス円(EURJPY、GBPJPYなど)といった円が関係している通貨が影響を受けやすくなります。

※通貨ペアに関してはFXを始める前に1(FXとは?)をご覧ください。

 

ちなみに中国の経済指標では豪が影響を受けるのですが、これは中国と豪の貿易の関係からですね。

 

 

経済指標サイトで重要と表示されている指標

もう一度先程の経済指標の予定表を見て下さい。

経済指標

重要度を☆の数で表していたり内容を赤字と黒字で区別してあります。

☆の数はこのサイトに限っては3段階で、星の数が多いほど注目されている経済指標になります。

また、経済指標の内容が赤字であれば注目される経済指標になります。

 

 

こういった表記は経済指標のサイトによって違いますが、共通していることとして注目度の高いものは目立つように表記されています。

 

 

気をつけるべき重要な経済指標のリスクとは?

冒頭でいつでもポジションを持っていいわけではないとお伝えしたのは、重要な経済指標発表の時にはポジション保有のリスクが高くなるためだからです。

 

ではどんなポジション保有のリスクがあるのか見ていきましょう。

・急な値動き

・スリッページ

・スプレッドの広がり

 

 

急な値動き

主に経済指標直後に価格変動が起きる(フライングで発表前に動くこともあります)のですが、これは指標発表の結果を受けて今までの相場参加者の考え方が新しい考え方となって新しく参入してくるためです。

※市場の予測と経済意表発表値の結果によって変わるため、どの程度動くかは誰にも分りません

 

 

では経済指標直後のレートの動きを見てみましょう(矢印の1本で100pipsくらいあります)。

経済指標の下落

勢いよく下落していますが、仮にロングポジションを保有していたとしたら…損切りを設定してなかったとしたら…多大な損失を被りますよね。

 

 

スリッページ

急激にレートが動くとスリッページ(注文レートと約定レートがずれる状態)が起こりやすくなります。

重要な経済指標時には100pips以上も動く時もありますので、これまた大損失になりますよね。

 

仮に重要な経済指標時にポジションを持っていたらどうでしょう?

損切りを設定していてもスリッページで約定がずれることもありますので、これもまた損失が大きくなってしまうリスクの1つです。

 

 

スプレッドの広がり

重要な経済指標の時はスプレッドが広がります。

※スプレッドについてはBidとAskをご覧ください

 

これは証券会社によって変わりますが、ひどい証券会社であれば10や20pips以上も度を越えて広がる所もあります。

スプレッドが広がった状態で仮にエントリーしてしまったら…?取引コストが増えることでスプレッド分の値幅を取りに行くのはとても大変ですよね。

 

 

損失を出さないための経済指標の対策とは?

このように重要な経済指標がある時というのはリスクが高くなりますので、経済指標の発表時間前にポジションを持っているのであれば決済してしまうことが安全です。

 

また、経済指標後に秩序が落ち着くまでポジションを持たないことでリスクを避けられます。

どのくらいで秩序が落ち着くのかと言うのはその時の状況によって違うので断言できませんが、私の場合は前後15分は新たなポジションを持たないようにしていますし、ポジションを持っている場合は経済指標前に決済するようにしています。

 

経済指標で動いている時というのはテクニカルが効かない状態ですので、私はあまりお勧めしません。

 

また、経済指標後の市場の動きを予測してトレードすることはもはやギャンブルになりますので、そういったトレードはやらないようにしましょう。

 

 

確認テスト

今回の内容が落とし込めているかどうか確認テストをしてみましょう。

次の文章の穴埋めをして下さい。

 

問題

・経済指標とは一言で言ってしまえば、    ①    を数字で表したものである

・米ドルは    ②    であり   ③    といったことから、

世界中の国は米の経済状況を意識する傾向にあり、米の経済指標は色々な通貨に影響を及ぼす。

・重要な経済指標の時にはリスクがあるが、    ④    や     ⑤     、

    ⑥    などがある

・経済指標の対策としては             ⑦             か、

          ⑧          である。

 

回答

①経済の状況 ②世界の基軸通貨 ③流通量が多い ④急な値動き ⑤スリッページ

⑥スプレッドの広がり

⑦経済指標の時間の前にポジションを持っていたとしたら決済してしまう

⑧秩序が落ち着くまでポジションを持たないこと

 



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