メッシです。
何を始めるにもそうですが、まずは前提知識が無くてはならないですよね?
目の前でお金が増えたり減ったりするようなFXなら尚更です。
今回はFX(Foreign Exchange)について解説していきます。
最後に確認テストがあります(^^)
目次
FXで簡単に稼げると思っていませんか?
最近ではFXの広告が目立つようになって簡単に稼げるような風潮に感じますが、決してそんなことはありません。
FXで取引をしたことがある方なら痛感していらっしゃると思います。
確かにFXはすぐに口座を開設することができ、小資金で誰でも簡単に始めることはできます。
しかし、”簡単に始められること=簡単に稼げる”ではありません。
ビギナーズラックという言葉がありますが、確かに最初は勝ててしまったりすることもあります。
しかし、最初に利益を上げることができても継続して利益を上げることはできないのです。
なぜなら相場は大衆の心理で動くものであり、動きに特徴やパターンなどがあるからです。
そのためFXで利益を上げ続けるには相場の特徴やパターンなどを分析し、その時の環境に合わせたトレードができる”裁量”を身に付けることが必須の条件になります。
そうしなければ継続して利益を出すことはできません。
この裁量を身に付けるのがとても辛く長い道のりですが、身に付けてしまえば一生の財産となるのです。
諦めずに続けることこそが、可能性を無限に広げることに他なりません。
FXとは?
FX(Foreign Exchange)は、外国為替証拠金取引のことで1998年に外為法の法改正により、それまで一部の銀行といった金融機関だけしか取引できなかったのが、個人でも行えるようになったのが始まりです。
FX(外国為替証拠金取引)を簡単に言ってしまえば、2つの異なった通貨を売買して、その為替差益を得ることを目的とした取引のことです。(もちろん損失もあります)
※利益の出し方は他にスワップポイントがあります(スワップポイント=低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買うと金利差で利息のようなものが得られること)。
ここでは主に為替差益について解説していきます。
2つの異なったの通貨を売買して利益を得ると言ってもわかりにくいと思いますので、例を出して説明していきます。
海外に旅行に行ったとして、現地の通貨でなければご飯を食べたりモノを買ったりできないですよね?
そのため、空港や銀行で”円”を現地の通貨に変える必要があります。
旅行先がアメリカであれば”米ドル”になりますが、
その時の相場が1ドル100円だった場合、30万円を米ドルに換えると30万円が3000ドルになります。
旅行を終えて日本円に戻す時に相場が1ドル110円になっていた場合、3000ドルが33万円になるわけです。
円を米ドルに換え、また円に戻しただけで3万円の利益が出たことになります。(手数料を除いてですが)
こういったように”円”と”米ドル”だけでなく、”円”と”ユーロ”、”ユーロ”と”米ドル”、”ポンド”と”米ドル”といった異なる2つの通貨を取引し、為替レートの変動を利用して為替差益を確定していくものがFXになります。
為替差益は”安く買って高く売る”、”高く売って安く買う”といった2通りあります。
そのため売りでも買いでもどちらでも取引ができるわけですね。
※各国の通貨の表記について
どの通貨が勝ちやすいといったことはありませんが、国と通貨名は覚えておきましょう。
まだ他の国の通貨はたくさんありますが、これくらいは覚えておく必要があります。
FXの特徴とは?
特徴はたくさんあるのですが、今回は以下の特徴を上げておきます。
その他の特徴についてはまた他の記事でお話ししますね。
少ない証拠金で始められる
魅力の1つに少ない証拠金(10万円や5万円など)で始めることができるという特徴があります。
証券会社に入金した証拠金を担保として、レバレッジをかけることでその証拠金の何倍もの金額を取引することができる
※レバレッジに関しては次回の記事で説明しますね
いきなり多額の証拠金を入金して大きい利益を得ようとする方がいますが、始めは少ない証拠金から始めるようにしましょう。
通貨ペアがたくさんある
FXの通貨ペアは証券会社によって扱う数が違いますが、多いところでは100通貨ペア以上も取り扱っている証券会社があります。
例えば”USDJPY”であれば”ドル円”と一般的に呼びますが、”JPYUSD(円ドル)”というように逆に表記はしません。
これは通貨ペアによって表記される順番が決まっているためです。
簡単に通貨ペアを紹介
次に”USDJPYを買う”場合というのは、”ドルを買って円を売る”という意味になります。
逆に”USDJPYを売る”場合と言うのは、”ドルを売って円を買う”と言う意味になります。
FXでは左側の通貨が主軸通貨で、右側の通貨が決済通貨となり、USDJPYであれば”ドルを円に交換する取引”になります。
ある通貨を買う場合は、左側の主軸通貨を買って右側の決済通貨を売るということですね。
ちなみにFXでは、買いポジションを持つことを”ロング”、売りポジションを持つことを”ショート”と言います。
”ドル円をロング”といった場合は、前者の通貨”ドル”を買っているということになります。
つまり”ドルという通貨を円建てで買う”ということですね。
取引時間が24時間可能である
土日を除いて世界中どこかの市場が開いているため、24時間トレードをすることができます。
”サマータイム”の期間は、米が3月の第2日曜日~11月の第1日曜日で、ヨーロッパが3月の最終日曜日~10月の最終日曜日となっています。
サマータイム期間が終了すると、東京、香港、シンガポール以外の市場はオープンとクローズが1時間遅くなります。
今回はFXの概要についてお話ししました。
次回も引き続きFXを始める前の事前準備2(レバレッジとは?)をご覧下さい。
確認テスト
理解が深まっているかどうか確認するため次の問いに答えて下さい。
問題
①FXを簡単に説明するとどういったものですか?
②FXでは利益の出し方が主に2つ(為替差益とスワップポイント)ありますが、
スワップポイントとはどういったものですか?簡単に説明してください。
次の英単語は各国の通貨表記を表しています。通貨名を答えて下さい
例JPY:日本円 USD: ③ EUR: ④ AUD: ⑤ GBP: ⑥
次の穴埋めをしてください
USDJPYであれば”ドルを円に交換する取引”になりますが、
FXでは左側の通貨が ⑦ で、右側の通貨が ⑧ となります。
ある通貨を買う場合、左側の ⑦ を買って右側の ⑧ を売る
ということになります。
回答
①2つの異なった通貨を売買して、その為替差益を得ることを目的とした取引のこと
②スワップポイントは低金利の通貨を売って高金利の通貨を買うとことで、
金利差による利益を得ること
③米ドル ④ユーロ ⑤豪ドル ⑥英ポンド
⑦主軸通貨 ⑧決済通貨
More from my site
利益を上げ続けるために
逆算して身に付けていく3つのポイントとは?
Midas FX公式メルマガでは一つ一つポイントを絞ってわかりやすくお伝えしています
さらに「Trade Workbook」&「レンジブレイクアウト攻略法」で
より具体的なスキル(手法やマルチタイムフレーム分析力)を身に付けることが可能です
※「Trade Workbook」と「レンジブレイクアウト攻略法」は
メルマガ登録後すぐ手に入ります
Midas FX公式メルマガ登録【今なら無料】
この記事へのコメントはありません。