メッシです。
自分自身のトレードについてどのくらい把握しているでしょうか?
トレード収支がマイナスの方であれば原因の1つにリスクリワードレシオが関係しているかもしれません。
そこで今回はリスクリワードレシオ(損益率)について解説していきます。
※最後に確認テストがあります(^^)
目次
リスクリワードレシオ(損益率)とは?
トレードを見返して見ると、平均利益に対して平均損失が多くなっている方もいるのではないでしょうか?
損大利小のトレードが目立つのであれば収支を安定してプラスにはできません。
損大利小かどうかは計算によって求めることができ、”平均獲得pips÷平均損失pips”で計算します。
これは損失と利益の比率のことで、リスクリワードレシオまたは損益率とも言います。
仮に自分のトレードの平均獲得pipsが15pipsで平均損切りpipsが15pipsであった場合、15÷15=1なのでリスクリワードレシオは”1”になります。
この”1”を境に意味合いが変わってくるのですが、比率が1未満であれば損大利小のトレードになりますし、比率が1よりも大きければ損小利大のトレードになります。
この比率を見るだけだと、リスクリワードレシオが高いほど良いというように捉えてしまうかもしれませんが、一概にはそう言えません。
なぜなら勝率の問題が関係してくるからですね。
リスクリワードレシオと勝率の関係性とは?資金を守る計算についてでも解説しているのですが、リスクリワードレシオが高くなると勝率は下がる傾向にあるです。
リスクリワードレシオ(1未満の場合)から分かることとは?
リスクリワードレシオが1未満、つまり損大利小になってしまっている場合というのは以下の状況などが考えられます。
・利確目標が定まっていない
・チキン利食い(早い利食い)になっている
・適切な損切りができていない
利確目標が定まっていない
利確目標がよくわからなく定まっていない場合はまず損切り幅を割り出し、損切り幅と同じ幅もしくは損切り幅以上の所に設定することがいいでしょう。
望ましいのは損切り幅以上のポイント、もしくは損切り幅と同等のポイントでレートが止まるという根拠がある所に設定することです。
チキン利食い(早い利食い)になってしまっている
またチキン利食いになってしまう場合は、チャートを見ていることによってメンタルが揺さぶられてしまうことが原因だと思いますので、自動決済できるようにOCOなどを設定することが良いでしょう。
※OCOなどの注文に関してはFXの注文方法についてをご覧ください
適切な損切りができていない
損大利小になってしまうその他の傾向として適切な損切りができていないことが挙げられます。
これは損切りをするポイントがわからずにエントリーしてしまっていたり、ボラティリティを無視して毎回固定した損切りの幅(pips)で損切りを決めているなど。原因は人によって多種多様です。
該当してしまうのであれば、まずは適切な損切りができるように知識を身に付ける必要があります。
※適切な損切りについては詳しくは別の記事で書いておりますので適切な損切り(ロスカット)のタイミングや設定とは?をご覧下さい
このようにポジションを持つ前に最悪の場合を想定した最大許容損失額(損切り幅)を決めて利確目標を決めることが、リスクリワードレシオのバランスを保つのに重要なことになります。
確認テスト
今回のリスクリワードレシオについて
しっかり理解ができているかどうか確認テストを解いてみましょう。
問題
次の説明はリスクリワードレシオについての記述ですが、穴埋めして記述を完成させてください。
リスクリワードレシオは ① とも言いますが、損失と利益の比率のことで、
② ÷ ③ で計算します。
比率が1未満であれば ④ のトレードになりますし、
比率が1よりも大きければ ⑤ のトレードになります。
回答
①損益率 ②平均獲得pips ③平均損失pips ④損大利小 ⑤損小利大
More from my site
利益を上げ続けるために
逆算して身に付けていく3つのポイントとは?
Midas FX公式メルマガでは一つ一つポイントを絞ってわかりやすくお伝えしています
さらに「Trade Workbook」&「レンジブレイクアウト攻略法」で
より具体的なスキル(手法やマルチタイムフレーム分析力)を身に付けることが可能です
※「Trade Workbook」と「レンジブレイクアウト攻略法」は
メルマガ登録後すぐ手に入ります
Midas FX公式メルマガ登録【今なら無料】
この記事へのコメントはありません。