メッシです。
今回はトレード事例を解説していきます。
今回紹介するトレード場面は、同じポイントでMidasコミュニティのメンバーもエントリーしていたとのことで、利益を上げることができたようで嬉しいです。
分かりやすいポイントでトレードするからこそ、相場を単純に見ることができてトレードにも一貫性ができますね。
今回の解説のポイントは、
”どういう水平線の引き方で日足のカップアンドハンドル形成と考えるのか?”
になります。
ということでトレード事例について解説していきましょう。
トレード事例
今回のトレードは、2017.7.18のAUDNZDで、日足のカップアンドハンドル(※)形成を確認後、一旦の反発下落を15分足のトレンド転換で狙いに行ったトレードになります。
(※)カップアンド(ウィズ)ハンドルのFXでの活かし方とは?チャートでわかりやすく動画解説を参照下さい
15分足チャートで見ると、ポジション保有は矢印からチェックまで。

上位足の環境が大事ですので、上位足から時間足を落として見ていきましょう。
※日足・4時間足・1時間足は、エグジット後にスクリーンショットしたチャートになり、エントリー前のチャートではないので注意して下さい
上位足のマルチタイムフレーム分析
まずは日足からですね。
日足
日足チャートを見てみると、すでにカップが形成されているのが確認できますね。

カップの始まりとして「ひげ(赤丸)」、「ローソク足実体(青丸)」、「ひげとローソク足実体の間(グレーのゾーン)」の3つの候補が挙げられると思います。
注意しておきたいことは、水平線のみでカップの形成を考えようとする場合、このように捉え方が変わるということです。
・ローソク足実体に焦点を合わせていればカップ形成(レートが到達している)
・ひげに焦点を合わせていればカップ形成していない(レートがひげ先まで到達していないため)
これでは、人によってカップが形成した、形成していないの判断が変わってしまいますね。
なので、線という細いラインで考えるのではなく、ひげ~ローソク足実体の間をゾーンとして帯状の範囲で考えることが良いと思います。
4時間足
日足に続いて4時間足ですね。

左側にチャート情報が無いため、アップトレンドで上昇してきているということがわかりますが、その他エントリー根拠となる情報は特に拾えません。
1時間足
次に1時間足です(エントリーする前のレートの位置は、ひげで最高値を付けている陰線から右に3本隣の陰線)。

4時間足と同様、チャートの左側に情報がありません。
そのため、1時間足はアップトレンドで上昇してきているということがわかるだけであり、特にエントリーの根拠となる情報は拾えません。
エントリー執行足の環境
今回は執行足が15分足になります。
※下のチャートはエグジット直前のチャートですが、エントリー足(エントリー足は黒矢印の陰線)が現在の価格だという体で読み進めて下さい

なぜ15分足をエントリー執行足にしたのかというと、根拠は単純にMAが直近で意識されているからです。
アップトレンド終盤では、15分のSMA21をサポート(下のチャートの黒丸のポイント)で反発上昇しているのが、注目すべきポイントになります。

つまり直近では、15分足のSMA21が意識され始めたということになるわけです。
このサイトで何度もお伝えしてきていますが、サポレジ転換やレジサポ転換は水平線だけで起こることではなく、MAやボリンジャーバンドといった曲線でも起こります。
つまり、15分足のMAが直近でサポートとして意識され始めた(利き始めた)ということは、転換する際(つまり今回のケースでは、サポレジ転換する際)はMAがレジスタンスになりやすいという考察ですね。
エントリー
矢印の陰線確定でエントリーしているわけですが、根拠は複数あります。

エントリー根拠を解説する前に。
この記事を読んでいるあなたに考えてもらいたいのですが、今回のエントリーポイントには、いくつ根拠があるのか考察してみて下さい。
ちなみに先ほどMAのサポレジ転換が起こりやすいという話をしたので、まずはMAのサポレジ転換が根拠の1つ目に挙げられますね
では、MAのサポレジ転換以外に他にどんな根拠があるのかというと…
根拠として以下が挙げられます。
・ネックラインでサポレジ転換している
・ダウが崩れていて5点目である
・トレンドライン3点目のポイントである
ネックラインでサポレジ転換している
15分足には、転換を示唆するWトップ(下のチャート内の青で示している部分)が形成されており、Wトップのネックライン(黒いライン)に水平線が引けます。
エントリー足はそのネックラインでサポレジ転換が起こり、陰線で反発しているという状況です。

ダウが崩れていて5点目である
ダウをカウントしてみると、最高値を1点目として高値と安値を共に切り下げているため、アップトレンドからダウントレンドにすでにトレンド転換が起こっています。
※ダウに関しては、FX初心者でも簡単にわかるトレンドとダウ理論についてを参照下さい
その状況の中で、ダウ5点目にあたるポイントで陰線が確定している状況です。

トレンドライン3点目のポイントである
エントリー足のポイントを5分足に落すと、トレンドライン3点目にあたるポイントになります。
※トレンドラインについての詳細は、FXトレードに有効なトレンドラインの使い方とは?を参照下さい
5分足ではトレンドライン3点目で反発して下落している状況

15分足では1点目と2点目が近すぎるのでトレンドラインは引きませんが、参考までキャプチャを載せておきます。

エグジット
下のチャートはエグジット直前にキャプチャしたものになります。

15分足のEMA75(黒い点線)タッチで決済していますが、EMA75を重要視したわけではなく、上位足の1時間足が決め手です。
決済直後にスクリーンショットした1時間足のチャートを見てみると、進行方向に対して逆向きで迫ってきているMAがあります。

進行方向に対して逆向きの場合は、下に抜けるにしても一旦反発が入りやすい可能性があるため、1時間足のMAタッチで利確しました。
その後
下のチャートはエグジットから15時間ほど経過した15分足のチャートです。

決済してから続落することなく、レンジへと移行していますね。
まとめ
今回のトレードは日足のカップ形成後、ハンドルを作る前の一旦の反発を狙ったトレードの解説でした。
しかし、ハンドルを作りに行っている所を狙ったわけではありません。
日足でハンドルを作るとしたら後日になると思います。
こう言えるのは、以下の考察によるものです。
”大きく落ちる(ハンドルを作る大きい下落)にしても、もう一度上(カップを形成したポイント)を試してからでないと、大きく下落できない。”
もう一度上を試さなかった場合、1時間足や4時間足ではV字で急落することになります。
しかし、相場的にV字で急落したり急騰することは、経験値からあまり多くないと感じています。
また、相場心理を考えても、1時間足や4時間足でロングポジションを保有している人は、一回下落が入っただけでは諦めによる売りの決済を入れずらいです。
ですので、相場がもう一度上を試しに行き、抵抗帯を抜けることができなかったという事実を見たうえで、ロングポジションの保有を手仕舞う流れになる可能性が高いからです。
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