今回は、水平線の本数を少なくするコツに関してお伝えしていきます。
今回の内容を押さえることで、水平線を少なくするコツを掴むことができますので、ぜひ最後までご覧下さい。
ということで今回は、「水平線の断捨離」に関して説明していきます。
※※※この記事の内容を文章で読む場合はここから下へをうぞ※※※
水平線の断捨離
”チャートをを見やすくするために水平線を引いているはずのに、逆に分かりづらくなってしまった…”
こんな状態になっていないでしょうか?
これでは末転倒なので、水平線の本数を減らして重要度の高い水平線を残す対策をしなければなりません。
水平線を引くポイントや引き直す状況が分かったせいか、チャートが水平線だらなけになってしまいます。
何だか訳が分からなくなってきました。
水平線が引けるポイント全てに引いてしまったら、それは分かりづらくもなりますよ。
いらない水平線は消すなどして断捨離していきましょう。
断捨離ですか…
どの水平線を残してどの水平線を消せばいいのか判断できません。
アドバイスをお願いします。
たくさん水平線を引いても全部使うわけではないですし、必要なわけではないですよね。
とりあえず現在レートから上下に1本ずつあればいいですよ。
現在レートから上下に1本ずつですか。
現在レートから一番近い上下の2本でいいですか?
いえ、そんな単純な残し方ではダメですよ。
水平線の重要度が全て同じわけではないですからね。
現在レートから近くて重要度が高い上下の2本がいいですね。
現在レートから近くて重要度が高い上下の2本…?
分からないので解説をお願いします。
まず押さえてもらいたいのは、引いた各水平線の重要度は全てが同じではないということです。
そもそも水平線を合わせることになった高値や安値の重要度が違うからです。
例えば以下のチャートのようにレンジ相場(グレーの色付けした部分)であれば、レンジ上限の高値や下限の安値が重要になるので、レンジの真ん中付近の高値や安値は重要度が低くなります。
なぜなら、レンジの真ん中付近はどちらに価格が動くのか方向性に乏しく、相場参加者もレンジ内の高値や安値を意識しないからです。
しょせんレンジ内の高値と安値になるので、こういう所に引いた水平線の重要度は低くなりますね。
実際に水平線の重要度に関してチャートで見てみましょう。
以下のチャートは、コミュニティのメンバーが戻り売りと押し目買いの候補として水平線を引いたチャートになります。(※色付け部分は、水平線を引く際に合わせたポイント)
かなり本数が多いので、現在レートから近い所で上下に一本ずつ重要度の高い水平線に断捨離する場合、どこになるでしょうか?
ちょっと考えてみて下さい。
どうでしょうか?
現在レートから近い所で上下に1本ずつ重要度の高い水平線を残すのであれば、2と5になるかと思います。
2は最高値を付けた押し目の価格帯であり、かつ、ネックラインでサポレジ転換が明確に起きているため、売りと買いの勢力が明確に逆転しているポイントになります。
また、2はレンジの上限でもあるため、レートが上昇してくればやはり売りが入りやすい価格帯です。
5はレンジ下限の価格帯になり、直近で4度サポートされていて、レートが下落してくれば買いが入りやすい価格帯になります。
※現在レートから2よりも近い所に3と4がありますが、3と4はレンジの内部に引く水平線になることから、重要度で言えば2が良いということですね。
ここまでで簡単に水平線の重要度に関して説明してきましたが、難しく感じてしまう方もいるかもしれません。
しかし、チャート内の高値や安値がそれぞれどういう所にある高値や安値なのかを把握することで解決できます。
どこの高値や安値を超えたらトレンド継続になるのか?、どこがレンジ内の高値や安値なのか?など、一つ一つ高値と安値の意味を考えるようにすれば、自然と重要度の低い水平線を引かなくなりますよ。
そして、結果的に現在レートから上下に1本ずつの水平線にすることができ、シンプルなチャートになるはずです。
まとめ
今回は水平線の断捨離に関してお伝えしてきました。
なぜ引く水平線の断捨離が必要なのかというと、不要な水平線をチャートにたくさん描画してしまうことでどれが重要でどれが重要でないかを理解できなくなるからです。
そもそも水平線は、現在レートから上下に一本ずつがあれば十分ですからね。
そこでより重要度の高い水平線2本(現在レートから上下に一本ずつ)に絞るわけですが、水平線を合わせる高値や安値の重要度はそれぞれ違うので、それぞれどういう高値と安値なのかを見極めて断捨離する必要があるわけです。
※ちなみに水平線が現在レートから上下に1本ずつあればいいと説明したのは、現在レートから遠い水平線は時間が経たないと価格が到達しないので、重要度が高くてもすぐにトレードに使うわけではないからです。
参考になれば幸いです。
More from my site
利益を上げ続けるために
逆算して身に付けていく3つのポイントとは?
Midas FX公式メルマガでは一つ一つポイントを絞ってわかりやすくお伝えしています
さらに「Trade Workbook」&「レンジブレイクアウト攻略法」で
より具体的なスキル(手法やマルチタイムフレーム分析力)を身に付けることが可能です
※「Trade Workbook」と「レンジブレイクアウト攻略法」は
メルマガ登録後すぐ手に入ります
Midas FX公式メルマガ登録【今なら無料】