メッシです。
今回は2018.7.12.のGBPJPYのトレード解説を紹介します。
文章での解説も合わせてどうぞ
目次
トレード事例
上位足の環境と下位足の環境(ヨコヨコレンジ)から、上にブレイクすることを想定してタイミングを取ったトレードになります。
まずは日足から時間足を落として見ていきましょう。
上位足のマルチタイムフレーム分析
DAY(エグジット後のチャートになります)
日足の環境として、現在レートはチャート内に引いた赤いラインの抵抗帯を超えてきている状況になります。
ここ数日、陽線の比率が多く上昇基調であることが伺えると思います。
H4(エグジット後のチャートになります)
H4では直近が高値と安値を共に切り上げて来ており、アップトレンドで推移してきている状況です。
つまり、日足・H4の大きい時間軸では上目線になりますので、ロングで狙った方が勝ちやすい状況になります。
H1(エグジット後のチャートになります)
赤いラインは日足で引いたラインですが、H1でもこの赤いラインは活きていますね。
※日足などの大きい時間足で引いたラインは、下位足に落とすとずれていることが多く、ラインをずらして微調整しなければいけないことがほとんどです
日足で引いたラインが、H1のレジサポ転換(赤丸)の価格帯と重なっており、現在レートはそのラインを押し目として高値更新してきている状況です。
M30(エグジット後のチャートになります)
先ほどの上位足(日足~H1)の環境からロングをしたいという考察はしていましたが、あとはどの時間足でタイミングを取るか?ということになるわけですね。
M30に時間を落とすと、高値を更新してきている基準が、この時間足のMA(チャート内の赤丸)であるというのがわかります。
何が言いたいのかと言うと、MAが効いている(サポート・レジスタンスになっている)時間足を探すことで、その時間足のMAを使ってタイミングを取れる(新値更新をするのは、どこかの時間足のMAからであるため)ということです。
チャートとを監視し始めたのが青丸の陰線の足だったので、この時間足のMAが効いていることから、赤い矢印の動きのようにMAをサポートとして再度上昇して行くことが予測できるわけです。
ということでM30のMAまでレートが落ちてきたら、買うタイミングを取りたいと言う考察になります。
しかし、もちろんMAまで落ちてくるという保証はないので、さらに下位足まで時間足を落として状況を確認しておく必要があります。
※下位足に落として見ることで、MAまで落ちて来るのか、来ないのかの判断ができる時があるためです
M15(エグジット後のチャートになります)
M15に時間足を落とすと、ヨコヨコレンジの形状でローソク足が並んで(青い四角で囲ったところ)いるのを確認できます。
ヨコヨコレンジの性質として、ローソク足の並びが横に流れている状態になるので、押しや戻しが入ることは少なく、そのまま上位足の方向にブレイクしていくことがほとんどです。
つまり、M30ではMAが効いていたので、M30のMAまで落ちてくるのを待ってタイミングを取る考察でしたが、M15のヨコヨコレンジの性質から、M30のMAまで落ちてこずに上昇して行ってしまう可能性が高いことをM15から推測することができるわけですね。
エントリ―&エグジット
※青いラインはタイミングを取るために、ヨコヨコレンジの上限であるローソク足実体に合わせて引いています。
青いラインをブレイクし、なおかつボリンジャーバンド+1σも開いているので、矢印の陽線確定でエントリーしています。
※±1σが開いてローソク足が抜けていくと、レートに勢いがついて値が伸びやすい特徴があるためです
エグジットはエントリー足から4本後の陽線で、+3σを突き抜けたあたり(148.560)で決済。
上位足の方向は上なので、もっと伸びる場面ではあると思いますが、安全に一伸びだけを取りにいっています。
その後
利確した後にMA付近まで押しを付け、利確ポイントを超えて高値更新していきましたね。
まとめ
今回のトレードは長期足は高値を更新してきている状況でしたので、目線的にはそこまで難しい場面ではなかったと思います。
タイミングの取り方としてどの時間足でタイミングを取るべきなのか?悩む方もい多いと思いますが、MAが効いている時間足を探すことが基本的には展開を読みやすく簡単です。
なぜなら、MAのリズムで新値更新をしていく流れになるので、MAが効いている時間足のMA反発を追いかければいいのですが、途中でリズムが変わってMAまでレートが戻ってこないことも往々にしてあります。
そういうこともありますので、今回のように下位足を見ることでMAまで戻ってこない予兆を察することもできます.
ですのでエントリーを考える際は、1つ上下の時間足を確認することは重要です。
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