難しい利確のストレスを和らげるために意識する2つのこととは?トレード事例で解説

この記事は4分で読めます

 

利益を出せている方であれば利確に悩むことが多いのではないでしょうか。

例えば”利確したポイントからさらに伸びてしまった””利確ポイントの手前で折り返してしまって利が減ってしまった”などなど。

 

毎回ちょうどいい所で利確できれば苦労はしませんが、そうでない時の方が断然多いですよね。

そういったことから一度のトレードで利益を最大化しようとすると、少なからずストレスに繋がることになります。

 

では、悩ましい利確でストレスを軽減させられないのかと言うと、実はたった2つのことを意識することで可能になります。

ということで今回は、難しい利確のストレスを和らげるために意識する2つのことに関してトレード事例を含めてお伝えしていきましょう。

目次

利確のストレスを和らげるために意識する2つのこととは

エントリーする際、ある程度利確目標を決めてからエントリーする方が多いのではないかと思います。

 

そしてエントリー後、目安として決めたポイントまで価格が来れば決済をすることになると思いますが、その展開としてはおおよそ下の3パターンになるのではないでしょうか。

①決済したポイントからちょうど反転したため、良いポイントで利確ができた

②決済した後に思惑の方向にもっと伸びた

③決済せずに利を伸ばそうと思った結果、逆に利が減って決済になった(最悪は損切りになった)

 

①は稀ですので、ほとんどの場合は②か③が該当することになると思います。

エントリーポイントからどこまで伸びるのかが分かれば(つまり①)利益を最大化することができるわけですが、それは毎回誰にも分からないので不可能なわけです。

ですので、判断の難しい利確で悩みだしてしまうとストレスにしかなりません。

 

では、悩ましい利確でどうにかストレスを軽減させられないかと言うと、この2つのことを意識すること可能になります。

・再びエントリーし直す

・もらえる時にもらっておく(チキン利食いとは違います)

 

再びエントリーし直す

利確後に思惑の方向にさらに動いてしまった場合、「もっと伸ばせばよかった…」などと考え出してしまうと、言わずもがなストレスになります。

確かに、取れた利益の取り損ねは悔しい気持ちになりますが、欲を出してしまうときりがないわけです。

なぜならその場合、トレードの度に尻尾まで取れないと納得できないわけですから。

 

そういったことからさらに伸びていくようであれば、決済したトレードに関してあれこれと考えるのではなく再エントリーをし直せばいいわけです。

押しや戻しを待ってエントリーし直すことで、前のトレードで取り損ねた分を取ればいいだけの話ですから。

 

チャンスはまた来ますので、一度のトレードで尻尾まで取ろうとするのではなく、再び入り直すことを意識することでストレスを減らせます。

 

もらえる時にもらっておく

ポジション保有中に利を伸ばそうと思った場合、しばしばリトレースが入ることが少なくありません。

その場合、含み益が一時的に減ってしまうことになるため、あまり気持ちが良いものではありませんよね。

 

リトレースが一時的であれば含み益が減っていくのは耐えれますが、一時的でない場合は建値になってしまったり、最悪の場合は損切りになる可能性もあるわけですから。

そういった可能性を加味すると、わざわざ含み益が減ってしまう時間を耐えるのではなく、ある程度の所で一旦もらっておくことを意識することでストレスを減らせます。

利確してから思惑の方向に動いてしまうよりも、一度増えた含み益を得れなくなってしまう方が精神的ダメージが大きいですからね。

 

ケーススタディで見てみよう

ということで今回の”利確のストレスを減らす”というテーマに関し、良いトレード事例があるのでご紹介していきます。

コミュニティメンバーからトレードキャプチャをもらっているので見ていきましょう。

 

以下、ここからのチャートは、コミュニティのメンバーから届いた USDJPY 2023.1.13. M30 のキャプチャと考察になります。

コミュニティメンバー

M30でのエントリーを考えていましたが、指標でMAにタッチしましたがそこでのエントリーが出来ませんでした(指標)ので、新たに水平線を引き直してトレードプランを変更しました。
MAタッチか、水平線からの陰線確定でショートエントリーをしたいと思います。

コミュニティメンバー

M30矢印の所でショートエントリーしました。
もっと左側に何回かMAにタッチした箇所が合ったのですが、チャートを見ていられなかったのでエントリーできなかったのですが、確認した時にMAにタッチした場面がもう一度あり、その時にエントリーしました。

コミュニティメンバー

利確ポイントはM30でラインが引ける場所がなかったので1対2になるように設定しました。
こちらは利確出来ました。

メッシ

上位足はダウントレンドで利を伸ばせる場面だと思いますが、ボリンジャーバンドが開き出したばかりで‐3σを抜けてきている状況から判断すると、リトレースが入ってもおかしくない場面だと思います。

もらえる所でもらっておくという良い判断ではないでしょうか。

コミュニティメンバー

更にM30でもう一度水平線をずらし、MAタッチ陰線確定でショートエントリーしました。
損切りはひとつ上の高値で、利確はその2倍の所で設定しました。

メッシ

先ほどのポジションを利確していなかった場合、リトレースで含み益が減ってしまう時間を耐えないといけなかったと思います。

上位足は下方向なので下にまだ伸びると判断していたと思いますが、一回のトレードで利を伸ばすのではなく、再びエントリーし直す選択肢ができて素晴らしいです。

リトレースを耐える必要が無いですからね。

さらにこのポイントは水平線とMAがあるので、根拠も2つあってタイミングもばっちりです。

コミュニティメンバー

こちらも利確できました。

 

まとめ

今回は事例を含め、利確に対するストレスを軽減する考え方に関してお伝えしてきました。

 

そもそも頭から尻尾まで利益を取ることは不可能ですので、最初から利益の最大化を考えるのは、考えるだけ無駄だと認識しておきましょう。

答えが無いことにエネルギーを使うのであれば、エントリーし直して利益を大きくしたり利益をもらえる所でもらっておき、一度増えた含み益を減らしてしまうのを防ぐことにエネルギーを使った方が効果的です。

 

チャンスはまた来ますので、トレードの度に利確に関して一喜一憂しないようにしましょう。

 



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