メッシです。
トレンド相場はリトレースが入りながら上昇もしくは下落していきます(上昇するにしても下落しないと上昇できないし、下落するにしても上昇しないと下落することができません)が、つまりアップダウンの波を作ることで波形となってトレンドが形成されています。
チャートからこの波形を読み取ることで、トレンドの勢いや押し目買い・戻り売りのポイントを予測・判断しやすくなるんですね。
そこで今回は基礎的な話ですが、とても重要な波形を簡単に見る判断方法について解説していきます。
目次
波形の認識をするためには単純化して見ることが必要
波形と言うと下の図のような簡略図が一般的で、何も書いていない白紙にこういった波形を描画することは比較的誰でもできると思います。
しかし、すでにローソク足が描画してある実際のリアルチャートを目にするとどうでしょうか。初心者の方であれば、リアルチャートから判断しやすい波形もあれば、判断しづらい波形も往々にしてあると思います。
「どれくらいの波を波形として捉えてよいのか。」
「相場の状況によって自分の都合のいいように波形を認識してしまう。」
こういった悩みがある場合、チャートから波形を細かく見ようとすると余計に難しく考えてしまい、逆に波形が見えなくなってしまう傾向にあります。
波形のみならず、相場から色々な情報(サポート・レジスタンスなど)を読み取るために共通していることは、難しく考えずに単純化することです。これが非常に重要です。
なぜ重要なのか、これは単純化することで自分自身でチャートを見やすくする他に、世界中のトレーダーとチャートを見る視点の刷り合わせになるからですね。
相場は大衆心理で動きますので、やはり単純化してチャートを見ることが多くのトレーダーと同じ見方に繋がります(※ケインズの美人投票にもあるように)。
※美人投票(参考文献 wikipedia):経済学者のケインズは、玄人筋の行う投資は「100枚の写真の中から最も美人だと思う人に投票してもらい、最も投票が多かった人に投票した人達に賞品を与える新聞投票」に見立てることができるとし、この場合「投票者は自分自身が美人と思う人へ投票するのではなく、平均的に美人と思われる人へ投票するようになる」とした。
ではチャートを単純化して見る必要性がわかったうえで、波形を捉えるためにチャートを単純化する方法を2つ例を挙げて説明します。
チャートから波形を簡単に判断する方法とは?
波形を簡単に判断する方法として今回は以下の2つの例を挙げます。
・チャートに直線を引いて視覚的な判断をする
・インジケーター(ZIGZAG)を使用する
チャートに直線を引いて視覚的な判断をする
これは単純にチャートを見て目立つ高値や安値に合わせて直線を引いていくだけです。ここでポイントなのが、自分視点ではなく一般的に他の人も引きそうな直線を引くことですね。
※例えば下落しているチャートから波形を判断する際に、ローソク足一本だけの陽線を波形として判断する人は少ないと言えます。なので、この陽線は加味せず直線を引くということです(下のチャート参照)。
ZIGZAGを使用する
先程のチャートを見て目立つ高値や安値に直線を引く方法がいまいち苦手だという方もいるかもしれませんので、”ZIGZAG”というインジケーターを使用して波形を判断する方法も説明しておきます。
※ZIGZAGはMT4にデフォルトであるインジケーターで、相場の大きな流れを見るために高値と安値を結んで直線を描画してくれるもの
まずはMT4にZIGZAGを描画させてみましょう。
MT4のメニューバーの”挿入”をクリックし、”インジケータ”から”カスタム”にカーソルを合わせて”ZIGZAG”を選択します。
そうするとZIGZAGの各種設定の表示が出てきますので、”パラメーターの入力”でパラメーター等を設定(後述)して”OK”を選択します。
そうするとチャート上にZIGZAGが描画されます。
このようにZIGZAGが表示されることで、視覚的に簡単に波形を判断することができます。
パラメーターに関してですが、デフォルトではパラメーターが※Depth・Deviation・Backstepが12・5・3になっており、パラメーターを小さくすればレートに対して敏感に反応するため細かい波形が描画され、逆にパラメーターを大きくすればレートに対して鈍感に反応するため大きい波形が描画されます(下のチャート参照)。
※Depthは山・谷の最小期間、Deviationは山・谷の転換率、Backstepは反転するのに判断する期間とされていますが、ここではDepthのみを変更します
左がデフォルトのパラメーター12・5・3で、右がDepthを6にしたZIGZAG。
比較すると、パラメーターを小さくした方が波形が細かくなっていますよね。
注意することとして、パラメーターにこだわったところで全ての相場に適応できるわけではありません。大きいパラメーターで大まかに波形を判断できる時もあれば、パラメーターを小さくした方が波形を判断しやすくできる時ももちろんあります。そういうことから自分の好みや相場の状況でパラメーターは変更するようにして下さい。
ちなみに”色の設定”で線の太さや種類の変更も可能です。”色の設定”から幅のプルダウンをクリックして太さを選択して”OK”をクリックします。
左がデフォルトの幅のZIGZAGで、右が幅を変えたZIGZAG。
あなた自身の見やすさでZIGZAGの幅を変えてみて下さい。
まとめ
今回は波形の判断方法として、チャートに自らの裁量で高値と安値を結んで直線を引いて判断する方法と、ZIGZAGを使用して自動で高値と安値を結んで直線を描画する方法の2つをお伝えしました。
リアルチャートで波形の認識が苦手な方は、どちらかの方法でチャートに直線を描画して波形を判断してみて下さいね。
ZIGZAGに限らずどのインジケーターを使用する際にも言えることなのですが、「どのパラメーターがいいのか?」という疑問を持ってしまうと、本末転倒になってしまいますので注意するようにしましょう。パタメーターで悩むようでしたらデフォルトの数値で個人的には良いと思います。
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