メッシです。
トレードをする際、マルチタイムフレーム分析をして各時間足でどこが意識されているのか?や、次どこでレートが止まりそうか?などのようにラインを引いて分析すると思うのですが、どんなポイントを意識してラインを引いているでしょうか?
自分自身が「ここだ」と思うポイントにサポートラインやレジスタンスを引いたとしても、相場参加者である大衆が意識していなければそのポイントは有効な価格帯とはい言えません。
そこで今回はサポートとレジスタンスの意識されやすいポイントについて解説していきます。
今回解説するポイントを押さえておくことで、おおよそ世界中のトレーダーが意識しているサポートやレジスタンスの基準に合わせることができるようになります。
※サポートやレジスタンスをご存知ない方、サポートやレジスタンスが機能する理由については
サポートとレジスタンスが機能する理由は?をご覧くださいね。
目次
サポートとレジスタンスの意識されやすいポイントとは?
サポートやレジスタンスを考えるうえで意識されるポイントは様々あることを知っておきましょう。
トレードをするのはあなただけでなく世界中の相場参加者がトレードをするため、色々な視点や意識されやすいポイントがあるからですね。
つまり、大衆の意識するポイントを割り出して予測するということになるのですが、意識されやすいポイントにどんなポイントがあるのかというと以下のようなポイントがあります。
・目立つ高値や安値
・切りのいい数字のレート(00ラインなど)
・大きい下落や上昇の起点(大きい売りや買いが入った所)
・MAやボリンジャーバンド、トレンドライン
など。
これだけではありませんが、他にも意識されやすいポイントはたくさんあります。
実際にこれらのポイントをチャートで見てみましょう。
目立つ高値や安値
目立つ高値に合わせてラインを引いています。
その後、この目立つ高値が意識されてます(黄色で色付けしたポイント)ね。
切りのいい数字のレート(00ラインなど)
節目の数字、俗にいう00(ゼロゼロ)ラインが意識されてレジスタンスになっています。
その他にドル円やクロス円はゼロゼロラインだけではなく、80(80銭)や50(50銭)の価格帯も意識されやすいですね。
大きい下落や上昇の起点(大きい売りや買いが入った所)
大きく下落が入った起点(黄色で色付けしたポイント)にラインを引いています。
未来でこのレートまで戻ってくる(黄色で色付けしたポイント)と、下落の起点(上のチャートの黄色で色付けしたポイント)が意識されてレジスタンスになっているのを確認することができます。
MAやボリンジャーバンド、トレンドライン
この時間足の下落は、MAがレジスタンスになってトレンドが継続しています。
※これらは必ず意識されるわけではなく、その時の市場参加者が意識するかどうかで変わってきますので裁量判断が必要になります。
サポートとレジスタンスをゾーンとして考える
MAやボリンジャーバンドは時系列で(時間の経過と共に)チャートに自動表示されるので、期間(パラメーターの設定)が大きくずれていなければそこまで違いは出ません。
しかし、水平線やトレンドラインは自分の裁量判断で手動で引くものですので、ラインがドンピシャでぴったり意識されない可能性があります。
ピンポイントで意識されて止まるかどうかというのは、レートが止まってからの事後の確認でなければわかりません。
つまりレートが止まったことによってそのポイントが意識されたと判断するということですね。
ではどういった視点を持っていればいいのかというと、こんな風に少し広めのゾーンとして考えておいた方が良いですね。
こういったように自分で意識されるであろう所に引いたラインを過信しすぎず、ゾーンで考えておくことでおおよその意識されやすいポイントを判断します。こうすることで相場を単純化して考えることもできますし。特に長期足で引いたラインはゾーンで考えておいた方が賢明です。
長期足の節(意識されるであろう価格帯)で待ち構えていてトレードをする場合、その節付近に来た時に下位足に落として見るとまだ届いていないのに転換のチャートパターンが出ていたり、下位足では抜けてしまっているのにブレイクしていなかったということがしばしば見られます。
そのため、長期足でラインがきれいに引けたとしてもボラティリティにもよりますが、前後10~20pipsはソーンとして意識しておきましょう。
まとめ
今回はサポートとレジスタンスの意識されやすいポイントについて解説しました。
これですべてのポイントというわけではありませんが、意識されやすいポイントがわかるだけで、かなり優位性が高くなります。
つまりこういうポイントだけを狙っていけば勝率は上がるわけですね。
最初は中々わからないかもしれませんが、意識してチャートを見ていくうちに段々とわかるようになってきますので、今回取り上げたポイントを探すようにして見て下さいね。
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