最適なエントリータイミングを掴むコツ!FX相場の3次元(価格・時間・複数時間足)とは?

この記事は3分で読めます

メッシです。

 

今回はご質問頂いた件に関して回答していきたいと思います。ご質問の内容がこちら。

Kさん
メッシ様

8月3日の記事のUSDCADのトレードについてすみませんがご質問をお願い致します。

実際にエントリーされた足の7本前でエントリーされなかったのはなぜでしょうか?

7本目前の足でも15分足のレンジ帯を下に抜けてサポレジ転換になると思うからです。

メッシ

Kさんありがとうございます。

エントリータイミングは確かに慣れないと判断が難しいですよね。

 

ご質問頂いた場面が下のチャートになります。

※ご質問頂いたトレードはこちらの記事からどうぞ

USDCAD質問チャート

 

ご質問の具体的な回答をする前に、まずはエントリータイミングについて私が考える概念についてお話をしていきたいと思います。

※具体的な回答は後半にて

目次

エントリータイミングを考察すると

エントリータイミングはそれほど問題視しない

エントリータイミングをマスターするにはそれなりの経験や検証が必要であって、初心者の方がすぐにエントリータイミングをモノにするのは中々難しいことだと思います。

 

誰でもエントリーして思惑の方向に行かずにやきもきするのは嫌ですし、エントリータイミングにこだわりたくなるのは分かるのですが、それだけに捉われていては重要なことを見落としてしまうんですね。

※ここで言う重要なこととは、チャートを読み解く裁量力です

 

実際のところ、エントリータイミングが多少ずれていたとしてもそこまでトレードの勝率が変わるということはないと感じています。なぜなら、方向性と意識される価格帯を間違わなければタイミングはそれほど問題ではないからです。

 

 

エントリータイミングをモノにするには3次元で捉える

3次元とは私達が住む世界であって、 空間が縦・横・高さの3つ座標によって表され、「高さ」、「幅」、「奥行き」の広がりを持っています。(X、Y、Zでも表されますが)

3次元

 

こういった難しい話は深掘りしませんが、トレードの場合も3次元で考える必要があります。

 

トレードをする時に単一時間足だけの分析でエントリーではなく、必ずマルチタイムフレーム分析(複数時間足の分析)をすると思います。つまりトレードでエントリータイミングを考えた時に、縦軸である価格(高さ)と横軸である時間(幅)、複数時間軸である複数時間足(奥行き)の3軸でエントリーポイントやタイミングを割り出しているはずです。この3つの軸を考慮することでエントリータイミングを捉えることができるようになります。

 

しかし先程も説明したように、勝率を考えた時にエントリータイミングはそれほど重要ではなく、方向性と意識される価格帯を間違わないということが重要です

 

ではこの3つの軸を考えながら”2016.8.2のUSDCAD”のトレードを振り返ってみてみましょう。

 

 

質問の回答

質問頂いた内容(なぜ7本前にエントリーしなかったのか?)についてですが、もう一度チャートを見てみましょう。

質問のチャート

 

単一時間足(ここでは15分足)だけでを見ると青いラインでのサポレジ転換のショートなので、私がエントリーした足よりも7本前の足で何も問題無いように思われますが、この目線だけでは3次元で考えた時に、高さ(縦軸である価格)しか考慮していません。

※事実、7本前ででエントリーしていれば、一旦落ちるも戻されてしまっています

 

 

では、ここで奥行き(複数時間軸である複数時間足)を考慮していきましょう。

 

たくさんある時間足の中で1時間足を見てみると…

2016.8.2H1

現在レートのすぐ下に、上向きのMAが迫ってきているのが分かるかと思います。

 

進行方向に対して逆向きのMAやボリンジャーバンドは、レートの動きに対して障害物になってしまい、抜けるまで時間がかかってしまいます。

※詳しい説明はエントリー後すぐに利益が乗らない…を避けるためには?を参照下さい

 

特に1時間足などの大きい時間足になってくるとなおさらで、私がエントリーした足の7本前からの下落は1時間足のMAに対してファーストアプローチの場面になるわけです。そのため、一旦落ちるも戻されてしまったという考察になります。

 

 

私がエントリーした足は、15分足のサポレジ転換のラインに加えて幅(横軸である時間)を考慮するとMAが重なっていることがわかるかと思います。

USDCAD質問チャート

 

 

まとめ

こういったように最適なエントリータイミングを掴むには、相場を構成している3次元の高さ・幅・奥行き(価格・時間・複数時間足)で考え、相場が動意付くポイントを押さえていく必要があると言えます。

 

しかし、いきなり最適なエントリータイミングを掴むのは経験が必要になってくるので、まずはエントリータイミングに固執せず、方向性と意識される価格帯を重要視して考えるようにしましょう。まずはそれらをしっかりと押さえておけばそこまで勝率が変動するようなことはありませんので。

 

 

私のメルマガでは、他者のブログでは解説していないこういった核心に迫った内容をどんどん公開していきますので、チェックしてみて下さいね。

 



%e6%96%b0%e3%83%a1%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%82%ac%e8%aa%98%e5%b0%8e%e8%a8%98%e4%ba%8b%e4%b8%8b  

利益を上げ続けるために

逆算して身に付けていく3つのポイントとは?

 

Midas FX公式メルマガでは一つ一つポイントを絞ってわかりやすくお伝えしています

   

さらに「Trade Workbook」「レンジブレイクアウト攻略法」

より具体的なスキル(手法やマルチタイムフレーム分析力)を身に付けることが可能です

「Trade Workbook」と「レンジブレイクアウト攻略法」は

メルマガ登録後すぐ手に入ります

 

Midas FX公式メルマガ登録【今なら無料】

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

MOS(Midasオンラインサロン)はこちらから

今ならメルマガ登録で限定プレゼント!

Midas FX YouTube 公式チャンネル