メッシです。
いきなりですが、こういった悩みをお持ちの方は多いのでしょうか?
「過去チャートであればエントリー足は見つけられるが、実際に動いているリアルチャートだとエントリー足がわからない」
過去チャートからエントリー足を割り出すのは、出来上がっているチャートなので誰でも見つけることができます。
しかし、いくら過去チャートからエントリー足を見つけることができたとしても、裁量が身に付いているとは言えないわけです。
リアルチャートからエントリー足を割り出すことができない方にとっては、この問題はトレードを行っていくうえで死活問題ですよね。
ということで今回はリアルチャートでエントリー足がわからない原因とその解決策をお伝えしていきましょう。
目次
リアルチャートでエントリー足がわからない原因とは?
そもそもリアルチャートでエントリー足がわからないというのは、主に以下の2つの原因が挙げられます。
・チャートの右側(未来)を予測することができないから
・エントリールールが確立していないから
※細かく探っていくと原因は2つだけではないかもしれませんが、今回は以下の2つを取り上げて解説します
では、それぞれ見ていきましょう。
チャートの右側(未来)を予測することができないのは?
チャートの右側を予測できないのは、検証などで場面を絞ってチャートを見ていないからであり、自身の記憶にチャートパターンの蓄積が圧倒的に足りていないからです。
毎日過去チャートを見ていたとしても、場面を絞ってチャートを見ていなければ”特徴”や”規則性”を見つけることができません。
色々な場面を見てしまうことにより、チャートを見る目を養うことができないんですね。
エントリールールが確立していないのは?
エントリールールが確立していないのは、検証量が少ないのは当然のことなのですが、いつも感覚的なタイミングでしかエントリーしていないからです。
例えば「サポートラインまで落ちてきたらロングしよう」とか、「MAで反発したらショートしよう」など。
これではサポートラインやMAまでレートが来たとしても、”どう反発したらエントリーするのか?”といった反発の定義を決めていないので、毎回再現性のあるタイミングでエントリーすることができません。
エントリールールが確立していない人によくあるのが、
「この足でエントリーになるのかな?でもな…」
「あれ?エントリーする足が過ぎちゃったよ…」
など。
チャンスをチャンスと思えなかったり、知らぬ間にエントリータイミングが過ぎ去っていることが多い傾向にあります。
リアルチャートでエントリー足を判断できるようにする解決策とは?
取るべき解決策は、実は非常にシンプルです。
※私自身の経験からの解決策になりますので、全ての人に当てはまるわけではありませんが、一例として参考にしてもらえればと思います
チャートの右側(未来)を予測することができない場合
この問題を解決するには、チャートから同じ場面ばかりピックアップして見るようにし、”特徴”や”規則性”を掴むことです。
全く同じチャートになることはありませんが、似ているチャートパターンはよく現れます。
そのため、「こういうチャートパターンになったらこういう展開になりやすい」といった感覚を掴むことは可能です。
そういったことから色々な場面でトレードできるようになろうとせず、まずは一つの場面に集中しましょう。
”幅広く浅く”ではなく、”狭く深く”チャートを見ることがチャートの右側を見えるようになる近道になりますので。
以前紹介したFXの過去データから鉄板パターンを身に付ける検証の仕方が、チャートの右側(未来)を予測できるようになるために参考になります。ぜひご覧下さい。
エントリールールが確立していない場合
この問題を解決するには、マイエントリールールを作ってしまえばいいだけです。
マイエントリールールを作ってしまえばいいと言っても、自身で自信を持ったエントリーができなければ意味がありませんので、検証によって自信が裏づけされたルールにしなければなりません。
マイエントリールールを作ることに関して、先ほども触れた”反発の定義”を例に説明します。
反発の定義(レートの反発の見なし方)は、
・長いひげをつけたら反発とするのか?
・ロングは陽線確定・ショートは陰線確定で反発とするのか?
・MA反発ならMA抜け失敗で反発とするのか?
など、「どうなったら反発とみなすのか」をまずは決めることです。
下のチャートを見て考察して欲しいのですが、青丸の価格をレジサポ転換としてMAでトレンドフォローのタイミングを取る場合、①~④のどの足を反発とみなしてエントリーするでしょうか?
①はMAにちょうど陽線実体で乗って確定している
②はMA抜け失敗して十字線になって確定している
③はMAに下ひげがちょうどタッチして陽線が確定している
これは人によって裁量判断や反発の定義が違うので、①~③のどの足でエントリーになるのかは断定することができません。
もちろん上のチャートの3つに当てはまらない反発の仕方はたくさんあります。
ですので、重要なのは足が確定してから反発したのかどうか悩むのではなく、足が確定する前に反発の判断ができるようにどうなったら反発とみなすのか決めておくことです。
エントリールールを確立する例として反発の定義を挙げましたが、その他にも”直近高値・安値更新”の場合を例に取ってみても
・直近高値・安値を越えた時点でエントリーするのか?
・直近高値・安値をローソク足実体で越えて確定したらエントリーするのか?
・直近高値・安値をひげで越えたが、ローソク足実体は直近高値・安値を超えてなくてもエントリーするのか?
など、一口に”直近高値・安値更新”といっても状況は様々です。
様々な状況を想定し、自身で検証から判断できるローソク足を導き出しましょう。
まとめ
リアルチャートでエントリー足がわからないのは、言ってしまえば真剣に取り組んでいない証拠です。
半信半疑でエントリーしているうちは、まともなトレード記録も取ることができず、経験値も積むことができません。
なので、たくさん同じ場面のチャートを見て特徴や規則性を掴み、チャートの右側を予測できるようになりましょう。
そうすることによって再現性のあるマイエントリールールが確立でき、自信を持ってトレードができるようになります。
※メルマガではこういったトレードに関する問題・原因・対策などの情報を詳しくお届けしています。
まだメルマガ登録をしていない方は、こちらからメルマガ登録することができます。
More from my site
利益を上げ続けるために
逆算して身に付けていく3つのポイントとは?
Midas FX公式メルマガでは一つ一つポイントを絞ってわかりやすくお伝えしています
さらに「Trade Workbook」&「レンジブレイクアウト攻略法」で
より具体的なスキル(手法やマルチタイムフレーム分析力)を身に付けることが可能です
※「Trade Workbook」と「レンジブレイクアウト攻略法」は
メルマガ登録後すぐ手に入ります
Midas FX公式メルマガ登録【今なら無料】
この記事へのコメントはありません。