メッシです。
エントリー恐怖症で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
以前、私もエントリー恐怖症でエントリーするのが怖くてできなかった時期がありました。
エントリー恐怖症に陥ってしまう原因、きっかけは必ず何かしらあるはずですが、資金を飛ばしたわけでもないのにこれという原因がわからないことも往々にしてあると思います。
では、原因がわからなければ克服できないかというと、そんなことはなく、ある2つの項目をクリアできればエントリー恐怖症を克服できるんですね。
ということで今回はエントリー恐怖症を克服するために足りない2つのものに関して経験を通してお話していきたいと思います。
目次
エントリー恐怖症の人に足りていないものは2つ
エントリーするには、ある程度思い切りのよさが必要だと言えます。
勝率100%という確率がこの世に存在しない以上、エントリーしたら確実に利確できる保証が無いので、損切になる可能性が絶対にあるためですね。
エントリー恐怖症の方は、思い切りのよさが無いことに加えてトレードを確率論で考えられていないということから
「損切になったらどうしよう」
こういった感じでエントリーが怖くなってしまっています。
これは1回1回のトレードの勝敗に固執している表れではないでしょうか。
昔、私自身がエントリー恐怖症だったので経験から言えますが、思い切りのよさが無いこと、そして確率論でトレードを考えられないのは、圧倒的な検証不足と自分自身のトレードの再現性を信じられないことが原因として挙げられると思います。
言い換えればある方法を繰り返していけば、多少証拠金が減ってしまったとしても、最終的に証拠金は増えるという経験則が自分自身に無いということです。
もっと言うと、優位性がある場面でエントリーした時に、当然負けてしまうこともあるわけですが、最終的にはトータルで勝つことが出来るということを『自分の実体験として』知っているかどうかということですね。
思い切りのよさを身に付けるには?
思い切りの良さを身に付けるための例をトレード以外で考えてみると、バンジージャンプなんかがわかりやすいかと思います。
高所恐怖症の人に高い所から「バンジージャンプをしろ」と言っても、かなり難しいものがあると思いませんか?
私自身が高所恐怖症なので、とてもじゃないですけど飛べる自信が全くありません。
「絶対にロープが切れないから死ぬことはないよ、大丈夫だよ」と言われても、頭では「死ぬかもしれない」といった感じで恐怖がよぎっているからですね。
でも、何回も練習した末に『確実に死なない』ということが自らの実体験として経験できれば、バンジージャンプをする為の思い切りの良さというのは、手に入れられるのではないかと思います。
バンジージャンプを飛んでも死なないということが経験則としてわかるからです。
そういったことから、エントリー恐怖症の人がエントリーに対して思い切りのよさを手に入れるためには、ある一定数以上の検証(100回くらいは最低必要です)をすれば最終的にトータルで勝てるということを実感できるはずですし、エントリーの思い切りのよさが身に付くはずです。
トレードを確率論として考えるためには?
確率論としてトレードを考えられるようになることも、エントリー恐怖症を克服するために必要な条件です。
確率論については、麻雀やパチンコ、スロットといったギャンブルの世界で勝ち続けているプロギャンブラーが、トレードにおいても強いのではないでしょうか。
ギャンブル特有の優位性と確率論の支配する世界で一定の成果を上げてきているわけですから。
プロのギャンブラーは、確率が支配しているゲームの中で勝ち続けることがどういうことかわかっているので、確率論で考えてギャンブルをしています。
ですので、ここぞという所のリスクの取り方と優位性の関係がわかってるんですね。
自分にできることにおいては最大限の準備をし、自分に出来ないこと、つまり確率が支配する分野においては、一種のあきらめや割り切りを持っているということです。
麻雀で言えば、自分に出来ることというのはどの手が勝ちやすいか?それを場の流れから考えること、そして実際にリーチしてから当たり牌が来るのか?来ないのかは完全な運になると思いますが、当たり牌が来るところまではコントロールできないので、一種の諦めが必要になるわけです。
勝つ確率の高い手を考えながら、ダメな時は素直に勝負から降りる、最小限の損害で済ますようにする、ということを繰り返していくうちに自分の点数が増えていきますので。
※この辺の話は、桜井章一さんの負けない技術という本を読んで頂ければ詳しく書いていますので、読んでみて下さい
トレードで考えてみれば、トレードにおいて自分に出来ることというのは、トレードプランを作ってエントリーチャンスを伺うことだと思いますし、トレードで自分に出来ないことというのは、実際にエントリールールの通りに条件がそろってエントリー出来るかどうか?そして、エントリーできても利確になるかどうか?ということだと思います。
自分に出来ないこと、つまりエントリーして利確になるかどうかというのは、自分自身ではどうにもできないわけなので、1回1回のトレードの勝敗に固執するのではなく、トータルのトレード数で考えるべきなのです。
なので、自分に出来ないことにフォーカスするのではなく、自分にでできること、つまりトレードプランを作ってそのポイントまでレートが来るのを待ち、エントリーチャンスを伺うことに最大限の準備をすることですね。
まとめ
エントリー恐怖症に陥ってしまうと、中々抜け出せない方もたくさんいますが、今日お伝えした「思い切りのよさ」、「トレードを確率論で考える」が足りていません。
思い切りのよさに関しては、数をこなして納得できるようにしましょう。
そしてトレードを確率論で考えるようにするには、1回1回のトレードの勝敗に固執するのではなく、トータルのトレード数で考えるべきなので、自分でできるトレードプラン作りと、エントリーチャンスをマイルールに沿うまで待つことです。
この2つを満たせるように、たくさん検証して実体験として経験をつめるよに頑張りましょう。
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