FXのMA(移動平均線)とは?種類(SMAやEMA)や期間について

この記事は3分で読めます

メッシです。

 

私が環境認識やエントリーのタイミングに活用しているMAですが、MAにも色々な種類や特徴があります。

 

今回はMA(移動平均線)について解説していきます。

※最後に確認テストがあります(^^)

目次

MA(移動平均線)とは?

チャートを分析する際、表示させるツールで最も有名な1つであるMA(Moving Average)。

”移動平均線”とも言いますが、世界中のトレーダーが最も使用する頻度が高いテクニカルとも言えます。

※テクニカルに関してはFXのテクニカル指標とは?読み方や使い方をご覧ください

 

世界中のトレーダーが最も使用しているということは、MAを意識しているトレーダーが多いということになります。

 

まずはMAがどんなものなのか下のチャートを見てみましょう。

※MAは赤い曲線

MA

ローソク足の上に行ったり下に行ったりしていますね。

 

では、MAとはどんなテクニカルなのでしょう?

色々と覚えることはあるのですが、ここでは簡単な基礎知識の説明をしていきます。

 

 

MAはある一定期間の終値を足した値からそのある一定期間で割った平均値というものです。

例 MA(日足の場合)=(X日間の終値の合計)÷ X

 

ここで一定期間と言っても様々な期間がありますよね?

 

重要な事はトレーダーにどれだけ使用されているかなのです。

 

 

MA(移動平均線)の種類について

日足などの長期足であれば200

1時間足などの中期足であれば75

5分などの短期足であれば21

などが最も使われていると言われています。

 

どの数値設定が正解なのか?または優れているのか?

といったパラメーター(インジケーターに設定する計算に使う期間)にこだわりを持っても残念ながらそこに答えはありません。

 

なので、これから説明していく内容からご自身に合った数値を選んで頂ければと思います。

※先程の上のチャートのMAは21で、直近の21本分の終値の合計を21で割った値ということになります。

 

 

ちなみに期間(パラメーター)の数字が大きくなればなるほどMAの位置がローソク足の値動きから遅れる(離れる)ことになります。

※パラメーター(数値)は青が10、オレンジが21、赤が50、黒が75

MA数値違いの乖離

 

MAの種類としていくつかあるのですが、メジャーなものとして

・SMA(単純移動平均線)

・EMA(指数平滑移動平均線)

をここでは取り上げて説明します。

 

簡単に説明すると、

・SMA(Simple Moving Average)

は指定した期間の値が同一条件で反映したもの

・EMA(Exponential Moving Average)

は過去の値動きを考慮し、直近の値の値動きをより多く反映したもの

 

 

実際に下のチャートで見てみましょう。(赤がSMA21で、青がEMA21)

MA2

EMAの方がSMAよりもローソク足に沿って推移していますね。

 

つまりEMAの方が早く値動きに反応して動くという特徴があります。

 

 

どちらが良いと言うことではありませんが、

値動きに敏感に反応するMAにしたいのであれば”期間が短いEMA”が良いですし、

値動きにゆったりと反応するMAにしたいのであれば”期間が長いSMA”が良いです。

 

ただ、先程も言いましたがMAの種類やパラメーターにこだわってもトレードは勝てませんので色々と複合的に考えなければなりません。

 

 

MA(移動平均線)の特徴とは?

MAの傾き

MAを表示するうえで知っておいた方が良い特徴として

・MAよりもレートが上にあればおおむね上昇トレンド

・MAよりもレートが下にあればおおむね下降トレンド

・MAをレートが上下に抜けていればレンジ

という状況を簡単に判断することができます。

※トレンドについては初心者でも簡単にわかるトレンドとダウ理論についてをご覧下さい

 

 

実際にチャートで見てみましょう。

トレンドとレンジ

下降トレンドであればMAは下向きで売りが優勢ですし、上昇トレンドであればMAは上向きで買いが優勢です。

レンジはMAが横向きで、どちらとも言い難い状況です。

※レンジについてはレンジ相場の基礎的な特徴と見極め方をご覧ください

 

 

このようにMAよりレートが下なのか上なのかを見るだけで

簡単にどちらが優勢かを知ることができます。

 

 

サポートやレジスタンスとしての機能

また、その他の特徴としてMAそのものがサポートやレジスタンスになる傾向があります。

 

下のチャートはMAがきれいにレジスタンスになっているチャートになります。

2

こういった特徴からMAを押し目買いや戻り売りの目安として判断の1つにすることができます。

 

今回は簡単に説明しましたが、MAのについて一歩上のレベルの解説はMAの性質やトレードへの活かし方でお話しますね。

 

 

確認テスト

今回の内容が理解できているかどうか確認テストを解いてみましょう。

 

問題

値動きに敏感に反応するMAば期間が短い   ①   が良く、

値動きにゆったりと反応するMAであれば期間が長い  ②  が良い。

 

MAの特徴として、

MAよりもレートが上にあればおおむね  ③  トレンド

MAよりもレートが下にあればおおむね  ④  トレンド

MAをレートが上下に抜けていれば   ⑤  

 

回答

①EMA ②SMA ③上昇(アップ) ④下降(ダウン) ⑤レンジ

 



%e6%96%b0%e3%83%a1%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%82%ac%e8%aa%98%e5%b0%8e%e8%a8%98%e4%ba%8b%e4%b8%8b  

利益を上げ続けるために

逆算して身に付けていく3つのポイントとは?

 

Midas FX公式メルマガでは一つ一つポイントを絞ってわかりやすくお伝えしています

   

さらに「Trade Workbook」「レンジブレイクアウト攻略法」

より具体的なスキル(手法やマルチタイムフレーム分析力)を身に付けることが可能です

「Trade Workbook」と「レンジブレイクアウト攻略法」は

メルマガ登録後すぐ手に入ります

 

Midas FX公式メルマガ登録【今なら無料】

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

MOS(Midasオンラインサロン)はこちらから

今ならメルマガ登録で限定プレゼント!

Midas FX YouTube 公式チャンネル